素敵なアクシデント

※純情ロマンチカに対しての感想になります。ネタバレになる可能性があるので嫌な方は読まないことをお勧めします。
面白いのでぜひ読んでみてお話ししましょう♪

この時点での宇佐見父の物言いはよくわからない。
ここはアニメにもあったシーンなので真意は今後出てくるのかもしれないが、本当は世間体以上のものがあるような…

宇佐見の繊細さもわかるのだけど、そこも何かほかにもなにかあるような気もする。

時々、本当に少し、本当に少しだけ宇佐見といる喜びを錯覚することがある。

優しい二人、思いやりすぎる二人、
隠す二人、強がる一人、天真爛漫な一人
世界が変わるんだ、価値観が、色がすべてが
人を愛することによって、孤独が解消されることによって

皆が躍起になるほど、逆に二人の気持ちが露わとなってまたつながりが強くなる。

その人がいない時にこそその真実は見えているんだ。

あんなに慣れていた一人でいることが怖くなった。

本当に宇佐見は私にいろいろと教えてくれる。
私はまだ一人でいることに慣れている。誰も私の世界に入れたくない。
でも誰か特別な誰かを入れてしまえばきっと怖くなるだろうと確信している。

それが怖くて私はまだ立ち止まったままだ。
ずっと何も行動しない。

きっと宇佐見のように何か事故でも起こらなければ私は一生このままだろう。


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