一人は平気でも、二人は幸せ
純情ロマンチカのアニメを観た私の感想になります。ネタバレもあると思うので嫌な方は読まないことをお勧めします。面白いのでぜひ観て語りましょう♪
海外のクリスマスのようだ。もみの木を買ってきてツリーを飾る。
こんな事が美咲と出来てはしゃぎながら出来て心から嬉しいのだろうなと思う。
もしかしたら小さいころは田中さんとしか笑ってしなかったのだろうかなと思う。
それかもう出来上がったものが飾ってあったのかもしれない…
そこでようやく気になっていた「夏」が来る。
まだかまだかと待っていたが、この方が「夏」とは…
宇佐見はずっと気になってたが従妹にとても好かれている。
もしかしたら兄は愛人の子供だったから、もしかしたら宇佐見よりも本当は孤独で辛く閉じこもった生活をしていたのかもしれない。
自分だけ血のつながらなくなってしまった世界に小さいころに入れられて。
もちろん本妻に愛されることもなく。
宇佐見はどんどんと幸せになる。
幸せが完成されていくように。読み続けるたびに大きく膨らんでいく。
今までは悩んで苦しんでいたけれど、あとはどうやって切り開くかなんだ。
ありがとうの数を数えて気分がいいのは頼られた数、役に立てた数だから。
必要にされた数、傍にいた数だから。
暗闇から襲う熊の恐怖におびえて逃げた幼少期。
同じような体験をした美咲。
二人の違いは助けを呼ぶ相手がいたかどうか。
宇佐見には呼ぶ名前がなかった。
一人は平気でも、二人は幸せ。
結婚はこういうことなのかな。
私は長い事生きていてもこう思ったことはないんだ。
誰かを失ったときに最後の一言にひどく哀しむことがある。
何故あんな言葉を最後にしてしまったのだろうと。
でも自殺を促すような言葉でなければ、どんな言葉でも少し後悔してしまうことの方が多いのではないのだろうか。
でも違う原因でも自分を責めてしまう。
人の死ってなんだろう。満足いくことはあるのかな。
大往生であれば周囲も満足なのかな。
経験したことがないのでわからない。