お客様のためは、誰のため?
皆様、こんばんは、かな。時間的には。
先ほど、GMOソリューションパートナーという会社から、弊社のSEO対策をやりませんか?と電話がありました。
1年契約の76万円らしい。
迷ったが、今回は見送りました。
通常時であれば、もっとお客様に知って頂く機会にと考えるのであるが、果たして、このコロナ禍がいつまで、また、第2波がいつ来るのか、という状況で、「今」ではないと判断しました。
もちろん、先んずれば・・・
ではあるが、、、
平時と非常時は考えを分けないといけないと思っている。
今は、どう考えても「非常時」の踊り場と感じたからである。
もちろん、いろんな考えがあってよいのだと思う。
私のような、無名なファシリテーターにとっては、ちょっとでも宣伝する機会を頂けるのはありがたい。
それも分かっているが、どうも引っかかるのである。
SEO対策は、お客様のためであるはずだが、自社のためでもあるはず。
評判が落ちては元も子もない話だと思うのだ。
だが、強引に、「そうは申しますが・・・」の営業電話。
途中から、聞くのをやめた。
話が入って来なくなり、
「必死ですね・・・」
と言ってしまった。
営業さんは、いつも必死なので、言ってはいけないと思いながら。
その後、自分を諭すように、先方に、
・タイミングって、大事だと思うこと
・私は、「今ではない」と思うこと
(少なくとも、第2波が来るのか来ないのかの見極めがないと集合研修はできない、そういうマインドに世の中がならない)
・私がもしこのサービスを利用して、満足が得られなかったら、私は、動画やSNSやブログで酷評してしまうだろうし、御社としても評判を落としてしまう結果になるので、お互いのためにならないこと
を丁寧に伝え、平時に戻りかける際に、また、よろしくと電話を切りました。
もちろん、GMOみたいな大手IT系企業も、生き残らねばならず、通常に戻るかどうかのこの踊り場で、営業再開している、このことは理解できる。
けれども、そのサービスを今、売って、お客様のためになるかどうかは、是非、考えて欲しいと思った。それがビジネスのような気がしました。
私のような駆け出しの社長が偉そうにビジネスは語れないのですが、一緒に成長する、一緒に戦う、寄り添いながら、長いお付き合いのサービスを考えている私、弊社からすると、考える良い時間を頂いたと思い、感謝の電話でした。
とは言え、もう5か月目に突入、そろそろ仕事が入って来ないとヤバいと思いつつ、集合研修は難しそうだし、霞を食って生活するわけにもいかず、どうしたもんだろうか。
でも、世の中には、こんな会社、いっぱいあるんだろうなと思うと、進みたいけど、進めてない現実に胸が締め付けられそうです。
世の中の役に立ちたい、世の中の困っている人、会社を救いたい、と思いながら・・・、いつまで、(精神的、金銭的に)持ち堪えられるやら・・・。
仕事、降って来ないかな・・・。