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9:子供にみせられた節

今日はちょっと胸が締め付けられる、辛い思いをした過去の話をします。
わたしは'98 '00 '02年と2年おきに3人の子供を与えて頂きました。
独りぼっちで横浜へ来ましたが、家内と結婚して子供を与えて頂き、5人家族の主に(嬉)有難い事です。
長女・次女そして長男を授かり、スクスクと育てて頂き、楽しい家族の和が出来てました。ささやかながら賑やかな教会に成ってました。
そんな中・・・忘れもしません20年前の5月15日・・・
もうすぐ2歳になる長男が2tダンプに轢かれました。
もう頭真っ白です。一報を聴いて現場に駆け付け出来たばかりの血痕を見た時は、怒り・腹立ち・憎しみ・悔しさ・辛さ・悲しさなど複雑な思いが湧きました。天理教人じゃなかったら暴れてる~!運転手ボコボコにしたる~!
必死に冷静を装い、救急車で運ばれた病院に行き緊急手術をしてる手術室の前へ。
いろいろな事を思案しました。まだ2歳になってないやっと歩き始めた息子です。どうか!どうか!大難を小難に!
歩ける様になるのかな?
車いすかな?
そもそも命は大丈夫なのかな?
あの時待ってる間の時間は辛かったなあ~
手術が終わり麻酔で寝てる息子を横に先生の説明を聞いてるんですが、正直先生の話しはうわの空だった記憶が・・・
「足を牽かれた」って事で一生懸命に、【運びの理】について無い知恵絞って考えてました。
をやへ運びが足らんかったのかな?
真実の運びが不足してたのかな?
にをいがけ・おたすけに運びきれてなかったかな?
いろんな事を考え反省し後悔しました。
僕がダンプに牽かれたら良かったのに~なんでこんなヨチヨチの息子に~
応えますね~神様は厳しい!子供に見せられる節が一番応える・・・
その後何度となく手術を繰り返し、スクスクと成長してくれて、中学・高校では剣道に励み、寒い冬でも裸足で竹刀を振って頑張ってました。来年大学を卒業予定、そして事故からちょうど20年の先月5月に【おさづけの理】を拝戴して「よふぼく」に成ってくれました。
しっかり道を歩いておつとめに、ひのきしんに勇んでくれてます。
今思えばほんとに有難い【節】!有難いあの子供に見せられた【節】です。
今の自分があるのは、あの【節】のお陰さまです。
「よふぼくは進んで教会に足を運び・・・」(諭達第四号)
このくだりがいつも胸に刺さるんですよね~
今月も少しでも苦労を求めて上級教会へ!をやへと真実込めて足を運ばせて頂きました。
あの節があってからず~っと!有難いです。
20年の月日がこうしてnoteで話せるようになりました。
今回もお読み頂きありがとうございました。

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