★人生は、知らない山を登るように
先日、京都の大文字山に登った。
快晴で、風もなく、最高の日に。
この山、実は30分ぐらいで”大の字”のあたりには行けてしまうところ。
だけど山登りではあり、普段と違う筋肉を使うのか、まぁ、大変っちゃ大変。
だけど僕は3回目なので「先がわかってる」
ので、そこまですいすい進める。
そして、今回の一番のミッションである「大の字のところでお湯を沸かしてカップヌードルを食べる」を遂行!もう予想通り至福。
そしてその後、初めて、
「大の字のもっと上の、大文字山の頂上まで行ってみよう」と登り始めた。
どこが頂上なのかよく分からないけれど、
頂上はある「はず」と歩いていく。
途中、すれ違った人に「この先に頂上はありますか?」と道を訊くと、その人たちは時間切れで途中で引き返すところ。で、
「あの先を少し下がってすぐのはずですよ」とのこと。
その言葉に期待して、
行くと、
全然着かない(笑)
コレでいいのか?
ここでいいのか?
この道で合ってるのか?
「先が見えない」と、そんな気持ちになる。
ただ山を楽しめばいいのに「目的地」「行き先」ばかりに気が行く。
Googleアプリで見たりして、その先へ歩いていくと、
突然頂上が開けた!
頂上は、祝日でもあってか、こんなに人がいたのか!というくらい大賑わい(笑)
みんなお弁当を食べたり何かを調理したり。
うちはご飯はもう食べたので、もう一つのミッション「山の上で珈琲を飲む」にしようとカバンを探ったら、それ以外の準備は完璧だったのに珈琲豆を忘れてて(笑)
下山。
下山する時に、すれ違う人に「頂上はまだですか」と聞かれたら「もう、すぐそこですよ」ってきっと答える。
だって、たどり着いてきたから。
でも、もしかしたら、「死ぬほど遠いですよ」って言うかもしれない(笑)そう言われて絶望してたら、頂上にすぐついて嬉しいかも、だし、
「すぐそこですよ」と言って、「ぜんぜんすぐじゃねーやん!」ってなるのも面白いかもしれない。
いままで、
例えば東京まで行くこと、京都まで毎月通うこと、なんて想像もしなかった未来も、海外を飛び回る、とか、こんな新しいことをする、とか
初めての時は、
先が見えなくて、
手探りで不安でも、
やがて「慣れ」てくる。
習慣が変わって来る。
そしたら「ああ、これ知ってる」だし、
予想もつくし
「当たり前」も変わる。
そんなふうに僕たちは少しずつ世界を変え、広げていくのだろう。
山を降りて、すぐに珈琲ショップに入ったのは言うまでもない(笑)
ついでに ぜんざいまで食べた。
美味しかった。
マル。
次は北アルプスだ!(あかん
そして思ったこと。
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