愛とは 長く愛されない理由
(読了目安3分)
◎愛とは
愛とは、個人にとっても人類にとっても「永遠のテーマ」と言えるものです。
10人いれば10通りの定義があると思いますが、マスターが考える「愛」とは、「人の幸せを願う気持ちの実践」です。
他にも以下のように表現できます。
・自分がしてもらいたい事を相手にもする実力
・そそげば返ってくるもの
・「私もあなたも周りも楽しい」という状態
・先に与えるもの
・人の心の中にあるもの
・誰もが求めるもの
・あなたが成長すること
・人類が目指すもの
「愛」については、これらの考え方をベースに、今後様々な言葉で表現していこうと思います。
◎長く愛されない理由
「私はずっと愛をそそいでいるのに、あの人は私を愛してくれない」
このように嘆く人たちは、愛を誤解しています。
自分では「愛」だと思っているものが実際は愛ではないから、愛ではないものが返ってきただけです。
先日も書いたように、「うたた寝している彼氏」に毛布をかけてあげるとします。
このとき、彼氏が快適でいられることを願い、優しい気持ちで毛布をかけることができれば、それが「愛」です。
いつか逆の立場になり、彼氏があなたに毛布をかけてくれたとき、あなたは優しい気持ちに包まれるはずですが、これが、あなたがそそいだ「愛」が返ってきた状態・・・「愛されている状態」です。
「私は愛されている」と感じることができるのは、あなたが先に愛をそそいだからなんです。
そしてこの状態を長く続けることが「長く愛される」ということです。
仮に、あなたが彼氏に毛布をかけてあげるとき、「お礼」という見返りを求めていたり、「気を利かせろ!」と叱られないようにするためのご機嫌取りだったり、なにかを買ってもらうための点数稼ぎなどの気持ちがあったとしたらどうでしょうか。
いつか彼氏があなたに毛布をかけてくれても、「この人、なにを考えてるんだろう・・・」と感じてしまうかもしれません。
これが、「愛ではないもの」が返ってきた状態・・・「愛されていない状態」です。
愛を感じることができないのは、あなたが先に愛をそそがなかったからなんです。
愛は、「そそぐことで返ってくるもの」ですから、長く愛されたいなら愛をそそぎ続ける必要があり、ここを理解して実践することが、大人として生きていく上でとても大切です。
赤ちゃんや子どもは、「かまってくれ!(愛をくれ!)」と泣きわめいても、周囲の大人たちから無条件で愛をもらうことができます。
しかし大人になってしまったら、「かまってくれ!(愛をくれ!)」と叫ぶほど、周囲は引いてしまい孤立します。
※「お金」と「若い身体」があれば愛のようなものを得ることはできますが、すぐに限界が来てしまいます
大人の世界では、愛は「先払い」が前提になるわけです。
しかも、先払いする愛は、高い判断力と実践力をベースにした、「本質的な愛」である必要があります。
たとえば「パチンコで負けた彼氏にお金を渡す」「彼氏の浮気を許す」という行為は、彼氏の反省や成長の機会を妨げ、同時に女性側の価値も落とす行為ですから、愛とは言えません。
また、自分の価値を下げる行為、たとえば「約束を破る」「気分次第で感情的に怒る」「痩せたいのに行動しない」なども愛ではありません。
愛をそそいでいないわけですから愛が返ってくるはずもなく、不満・不安・悩み・ストレスなどから解放されないわけです。
愛されない理由は、愛をそそいでいないから。
ですから、「長く愛されない理由は、長く愛をそそいでいないから」、となります。
これを理解できたとき、「愛される人になる旅」のスタートラインに立つことができます。
あとは、愛とはなにか、愛をそそぐとはどういうことかを理解し、日々の生活の中で地道に実践していくだけです。
「日々の生活の中で」というのがポイントです。
宗教や自己啓発セミナーなどでは、一時的な集団催眠のような効果はありますが、その思いは持続しません。
人生は日々の生活の連続ですから、その中で「愛」を実践することが大切です。
長く愛されない人は、愛の実践方法を間違えているんです。
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