自分を改良する ―5年前のスマホ―
(読了目安2分)
その商品が売れないなら、それは顧客から必要とされていないわけですから、顧客のニーズに合うように改良していくことが大切です。
人間も同じです。
人間関係がうまく続かないなら、その人は周囲から必要とされていないわけですから、周囲のニーズに合うように、自分を改良していくことが大切です。
たとえば5年前のスマホがあるとします。
パッケージを今風に変えて発売したところで、使えばその実力はバレてしまいます。
同じように、5年前と変わらないあなたが、有名ブランドの服で着飾り、背伸びした言葉を使って自分を飾っても、一緒にいれば実力はバレてしまいます。
自分を変えず愛を求める行為は、商品そのものを改良せず、デザインやうたい文句の変更で売り続けようとする行為と同じです。
中身は同じ自分ですから、彼氏を変えたり仕事を変えたりしても、結局は過去と同じような結果になります。
どんな商品でも、「優れたもの」が社会から必要とされます。
どんな人でも、やはり「優れた人」が社会から必要とされます。
どの分野でどの程度必要とされるかは人それぞれですが、いずれにしても、長く愛されるには、必要とされる人になる必要があります。
そのために「自分を改良する(成長させる)」ということを続けてください。
誤解のないように付け加えると、人間関係をうまく続けるために必要なのは、なんと言っても自分の中身を改良することですが、その上で、服や化粧、髪型やアクセサリーなどで外見を変えることも大切です。
スマホの新製品だって、発売に合わせてパッケージも新しくしますよね。
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