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子どものおもちゃから学ぶ

@おもちゃ作成の現場より

最近のおもちゃの精巧度数がすごい!
400円程のフィギュアなのに、頭、腕、手足、どこでも動く。

面白いポーズを取らせて子供と2人で笑ってました。

他のパーツも集めたくなります。
マーケティング的にはクロスセルです。
よく考えられています。

しかし、組み立てるのが4歳の子供には難しく、
「できない!できない!」
と言ってぐずり出す場面もありました。

以前も「できない!」ぐずりが良くありました。
社会人の教育現場でも「できない」と言って、
諦める人もいます。

「自分には無理です」
「自信ないです」
「できないです!」

とかです。

個人的には、もったいないな、と思っています。

心理学的にはバンデューラの自己効力感に繋がっていくのですが、
ステップを踏むということが大切です。

ここで、子どもに手を貸してしまうと
繰り返しそうなので、変化を誘導することに。


「できないって思うなら、どうしたいかは分かるん?」

「うん。ココがハマらない」

(手順が違うか・・・)
「最終的にこの箱の絵みたいにしたいん?」

「そう」

「とりあえずできる所からくっつけてみれば?
可能な限り、イメージに近付ける!」

(かちゃかちゃ)
「全部ハマった!」

「完成できるやん!」


はい!終了!
1からではなく、2のステップを踏んでいたので
できなかった模様。

そもそも脳が「できない」と判断すると「できなくなる」ので
「できる」と思わせなければなりません。

そこで「できない」のであれば、
少なくとも物事の完成形(成功形)は知っている
と捉えます。

完成形を知っているのであれば、やるべきことは2つしかありません。

1.完成形に近付けるために他のステップから進めるか
(今回のケース)

2.完成形を変化させ、他のアプローチをとるか
(体育での自己効力感が低くても、音楽センスが高い、など)

あなたも「できない」と思っていることはありますか?

きっと完成形を知っているということですね。

その完成形を目指してステップを変えるか、
アプローチを変えるか、「できる」ことは他にもたくさんあります。

行動をせずに「できない」と判断するのは
成長の幅を妨げてしまいますので、勿体ないです。

今とは違う結果が欲しいなら、
今とは違う行動で獲得しましょう!


P.S.

ちなみにフィギュアとは仮面ライダーです(笑)。

よく出来ている・・・。


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礒村 博之@合同会社こころと言葉
虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。