良い人生は苦から生まれる vol.36
え?苦から始まるなんて嫌や。。
苦しい人生よりも、楽に楽しい人生を歩みたい!と思う人も多いんではないでしょうか?
愛する家族に囲まれ、仲間に恵まれ、仕事は楽しく、毎日幸せに。そんな人生がおくれたら最高だと思いませんか?
今日は、そんな良い人生は、実は苦から始まる。
と言うお話しをします。
※決して、苦しみなさい!と言うお話しではありません
突然ですが、私はバツ2です。
これを失敗とも言うけれど
今思うと、有難い経験をさせてもらったと思うし
今も、良い人生をおくらせてもらっていると思います。
2度目の結婚はとくに
家族を巻き込んだ大騒動でした。
お互いに再婚どうしで
相手は二人、私は三人の子供を連れた子連れ婚。
私は5児の母となりました。
年齢は、当時、上から中2、中1、小6、小4が二人。
思春期真っ盛りと、思春期予備軍。
すでに、ある程度出来上がった二つの家族を、一つにまとめると言うのは、予想をはるかに越えて難しいものでした。
初日から、毎日、来る日も来る日も、問題が発生し
その対応に追われ、眠る頃には新聞配達のバイクが走る日々が数ヶ月続きました。
まるで学校の先生になった気分です。
学校の先生はすごいなと思いました。色んな家庭で育った子供達を一致団結させるのだから。
笑顔が絶えない家庭を作りたいです!
結婚式の定番のセリフだと思っていた、この言葉を
切実に感じ、これが、いかに難しい事かを知りました。
毎日が道徳の時間です。
このnoteに書いている事の多くは、2度目の結婚生活の中で気付き、子供達に伝えて続けて来た事です。
そして、誰よりも自分に言っていた言葉です。
とくに、向き合うのが苦しかった事は
結婚当初、子供達に嫌われたくないと言う気持ちから、旦那さんの子供に、踏み込む事が出来ず
良い母になろうとしているつもりが、いつの間にか、都合の良い母になっていました。
我が子ならば、踏み込むのに、こんな躊躇はしない。
旦那さんの子に対して、踏み込めないのは、母親になる覚悟と、責任を持つ覚悟が出来切っていないからだと気付きました。
相手の事を本当に思ったら、自分が嫌われるかどうかなんて、気にしている場合ではない。
そうとは、わかっていても、やっぱり怖くて
相手にベクトルを向け切ればいいだけやのに
なんでこんなに勇気がいるのか…
そんな自分が情けなくて、悔しくて
でも、ここでちゃんと話しをしたら、絶対に今とは違う未来が待っている。
そう思って、何のプランも無いまま、子供部屋のドアを開け
『あんな。ちょっと話せる?』
と言ってしまったが最後、話すしか無い状況に自分を追いやって来ました。
結果、話した後は、いつも心を開いてくれます。
この時の私は、今思うと、まだまだ未熟でしたが
言葉を交わさないと、本当に思っている事は、伝わらない。自分が心を開いて、初めて、相手も心を開いてくれるものだという事を痛感しました。
たった3年半の結婚生活でしたが
本当に、本当に、色んな問題が起きました。
10年間で起こる問題を3年に凝縮したくらい起きましたが
でも、そのたびに、葛藤し、乗り越え
そのおかげで、人として大切な事に気付かせてもらえました。
あの事件があったから!
あの出来事があったから!
人が大きく成長する時や
人生に置いて、本当に大切な物に気付ける時と言うのは
必ずそう言う、苦を乗り越えた時だと思います。
そう思うと、苦難がやって来た時に
この苦難は何を授けてくれるのだろう?
という気持ちが湧いてきます。
それでもやっぱり、苦難は苦しいですが
無駄な経験など一つもない。
どんな体験も、本当に有難い体験であり
貴重な財産だと私は思います。
今、苦難の中におられる方は
素晴らしいチャンスを手にしている。
そのチャンスを逃さず、沢山の財産を手に入れてください!
それでも苦しい時は、私がサポートいたします。