tade

適当に綴っていきまる

tade

適当に綴っていきまる

最近の記事

占いグラタン

紙に張り付いた文字は何かを落とした。僕らが伝えたかった優しさだ。紙の力は凄い。神も納得だ!紙の走力は知らず知らずのうちにどこかへ行ってしまう。優しさを落としたまま。見えない先で、君たちは風で冷えきった文字を感じる。 でも不思議だ。思い出すとき優しさは追いついている。

    • 冬っぽいのに

      熱が出ている時の夢の話はもういい。元気な時の夢の話を聞かせてくれよ。お前が大声出せてた時の。スターになるのか、てっぺん取るのか。そんな話を聞かせてくれよ。鼻が詰まったような夢噺こちとら聞きたくねぇんだわ。上司の愚痴?仕事周りよりできますアピール?熊がホットケーキの上バター使って滑ってた夏の話?ぜんぶぜんぶ要らねぇんだわ。ティッシュに吐き出せてめぇのlikeあ痰みたいな未来。捨てちまえ安定。

      • どこか夏を感じるpop

        ほたてんか ほたててんか 分からない  ほたててんぷら  ほっとてんつゆ ぼくにだけ 見えてないもの ぼくだった 見たことない色 ぬりかさなった もうやめて  チョコたっぷりの   君の口   夜、坂下るの  もう辛いから パッパラパー  ラッパーパパママ   ラーラララ    パッパラパーに   愛教えてくれた この先は?    殺した女の   動脈に   先紙コップ    耳で飲む赤

        • 昇天

          今日も赤切れた手を見てスポンジを握る 綺麗にならないゴミ箱もスポンジだらけ 僕が追い求めたケーキは 君に横取りされて 笑顔で通り過ぎる君に 目もくれず虚を見つめる ガラスのトレーを落としてゆく 1枚2枚3枚4枚 どんどん落としてゆく 105枚106枚 もうどうにも分からない 僕が追い求めたケーキは そんな曖昧だったかな 僕は都合よくトレーを1枚 減らしておく 風に乗る君が吐いた ケーキの表面は 僕から酸素をどんどん 奪っていく 僕が追い求めたケーキは あなた追い詰めたのかな

          ガラス張りの床で突っ伏すと、また俺は見られている。 こんな日常がもう15年も続いている。 どこを見ても黒なのに下だけは透けている。 下だけを見て生きるという罰なのか。 この15年で気付いたことをここに書きしるそう。 水は透明では無い。 人の靴はいつも横から見てる。 自分の目から操り糸を出すと踊る。 猫背は猫より小さい。 星は落ちてくる。 踊る男女は春巻き御膳 人は上を向かない。 敵意は下から出る。 ワインはぶどうから作られる。 くーらましははるかかなぁ。

          ロマン死ック

          雲は走る。 愉快な空を 僕は走る。 泥を撒き散らし 酸素はもう無い。 思い出は走る。 不安の脳を 僕は黙る。 ひとり川辺で 適当に思いついた歌を歌おう。 限られた音が勇気をくれる。 誰が来たって今はモーツァルト。 こびりついた泥はどうなっただろうか。 怒鳴る母の声も今はモーツァルト。 酸素が溶ける水滴を僕は零さない離さない。 青い空はどこへ走っていっただろうか。 真っ赤な空気は食べられるのかな。 どんなご飯も今は三ツ星レストラン。 夏の終わりのリビングで雑な素麺お母さん。 溶

          ロマン死ック

          魚の食べ方

          死んだ魚の顔を見て 女性はにこりと笑ってる 塗りたての紅が僕の目を刺す。 やけに上がった赤い紅に 闘牛の角が重なる。 その極上の笑顔には こぼれ落ちそうな程目尻に皺がある。 角が割れる。パクパクとするその女性は 死んだ魚と話してる。 趣味は何なのか、どこに居たのか、 初恋の人に会ったように。 魚の真っ白な目はそれを答えない。 答えられない。 でも生きていた。箸に摘まれたその小魚は生きていた。 今は目も逸らせない、閉まった視界がそのまま閉じている。 先に零れたのは涙だった。 1

          魚の食べ方

          鬱憤

          たまりにたまってる。蒸発しない水溜まり。長靴でハマったら上から水が入り来る。踏まれもしない雑踏の奥の奥の奥の地に僕の鬱憤は溜まっている。爆発させようと火をつけても周りが燃える。導火線案内人は寝ている。気まぐれな管理人。晴れの日は傘をさし、曇りの日にスケボーをする。スケボーで飛んだりする日は着地の時に雨が降り始めるとなお良いらしい。曇りなんてのは人によって違う。人それぞれが傘をささずにスケボーをするか悩む。楽しいスケボーは曇りを広くした。僕の鬱憤は飛び交うスケボーの音と自信満々

          別にキミは求めてないけど

          現実的な話をしたくない!と思ってこのノートは始めた、はずだったがどうやら少しそのルールを破ってしまっているようだ。バナナがグラサンかけて両腕ねじってガトリングのようにそこから弾を出している世界でいい。そんな世界があれば思わずグラサンはバナナの黒ずみなのかなとか考えつつ撃たれ死ぬ。剥いてやったらガトリングがアームストロング砲になったり実はもう中身のない皮だけが動いていたのだったり、そんなことは考えない。 こんな内容のない話でいい。これからノートを更新していこう。 蝶々の羽に迷路

          別にキミは求めてないけど

          おとnnn…

          n+1人が世の中にいるとき「(1/n)×n=1」この式が思い浮かぶ。条件反射のようなものだ。これはあくまで理想、ということは分かっているのだがどうもそのように世の中が動いてるとは思えない。出来る限り自分も周りの人に出来るだけの誠意を払うようにしている。全員に出来る限りなら1/nになるとここでは信じていたい。 そして、この出来る限りでnに入る数が大きくなる人が大人だと思っている。そう思うと、子供の頃ぼんやりと見ていた大人達は大人だったのだろうか。あたりにもnが小さいやつもいた。

          おとnnn…

          1ヶ月という掌大

          1ヶ月記念。こんな通知が来た。 しかし、自分はこのアプリをしばらく開けていなかった。更新、となると20日程していなかったようだ。これは果たして記念として称えられるべきだろうか。もちろんこの「だろうか」は国語の先生に下線部を引かれれば100人ほどに反語と答えられるものだ。そう、この1ヶ月記念は大台ではなく掌程の小さなもの、掌大。noteの掌に転がされ今もこれを綴っている気にすらなる。このクオリティから察せる通り筋斗雲程のスピードでは書いているが。 自動でこう何ヶ月記念、何年記念

          1ヶ月という掌大

          なんかさいしょかこうとしてたこととちゃう

          この春やりたいこと。もう暦は3/30。 この春やりたかったこと、かもしれない。 かくゆう僕は昨冬大学受験を終え(一応無事合格もして)最も自由になるかも思われたこの春やりたかったことは出来ただろうか。少しひと月ふた月ほど戻った気でやりたいことを書き出してみようか。 読書(小説,哲学書,等々)、古歌等々を嗜む、第二外国語の予習、読書(漫画)、、、、、この程度か。 自分の無欲さに少しばかり呆れることもあるが、普通の人より受験勉強の際したいことを我慢することをしなかったことの結果であ

          なんかさいしょかこうとしてたこととちゃう

          まじめなぶん

          人生で初めてまじめに「夢」というものを書いてみよう。 夢。スマホ二擦り一タップでかけてしまうこんな時代だが、これは自分の書き方が悪かった。「夢」というものについて書いてみよう。 小学校はやたらと夢があることを押し付けてきたような印象がある。僕は小学生の頃(今もかもしれないが)思っていることの言語化を頭の中ですることさえおぼつかなかったのでこんな印象を確固たるものとして抱いていることは無かったように思うが。 例えば図工の時間に夢である職業の絵を描けとか授業でされる際全く何も思

          まじめなぶん

          O波

          「重力」があることを僕は念頭に置けている。いや、子供の頃の玩具箱くらい奥の方に綺麗に置いてある。つまり当たり前ということだ。こうしている時も僕のテンションも落ちていっている。理由は読めば分かる。 「りんごが落ちた」時過剰に「重力を感じること」を発する奴がいる。 なんと気に食わないことだろうか。思い入れのある(しかないかもしれないが)昔の玩具を勝手に使われるような気分になる。なんといっても気に食わないのは玩具をその通りに使わない奴らだ。リンゴを取る為に玩具を無理から使う。見てら

          空に落つる鳥

          ここは少し暗い美術館。軽い気持ちで踏み込んだ。 出口はとても近いと分かってる。 でも小さなものだと聞いている。 それゆえ人はどんどんと溢れだし 柔軟な才気溢れるもの達は胸張って、 小さな出口を出て行った。 彼らの作品の贋作は床に散らばる。 壁は自動で上に行く。 何時でも自分の作品を壁にかけれる美術館。 多くの人は作品の下で不毛な議論をする。 この様子木なら根っこが腐ってら、 伸びても花が実るのは稀なことと知っている。 花がついてもその内に高く記憶の彼方かな。 壁は自動で上に行

          空に落つる鳥