本職以外の仕事でお金の話をいつすべきか/価値タイズでお金を俯瞰する
今日はタイトルの通り「本職以外の仕事でお金の話をいつすべきか」という疑問から始めたいと思います。
お金の話は早めに、明確に、自分から
本職以外の仕事でお金の話をいつすべきか? ーーー
その答えは、僕の場合迷うことなく、最初のコンタクト時です。
あいさつや顔合わせなどを除いた実務的な話の文脈ではじめてお話するとき、という意味です。
このルールは僕の場合は本職もいっしょです。
なるべく早い段階で、仮に具体的な金額を出さずとも、お金の話には触れます。ボランティアでやるぜ宣言も含めて、僕の中ではお金の話です。
もうちょっと言うと、そのタスク自体に対価は要らないけど、他の部分で対価を回収するチャンスを下さいね、と言ったりするのも十分お金の話です。
お金は最高にPOPな特徴量
お金というものが価値判断の特徴量に含まれない人と、いまだかつてお会いしたことがないです。いつかそんな人に会ってみたいです(← 結構マジ。憧れ)。
みんな、お金に悩み、お金に癒やされた経験があるはずです。ほぼ絶対。しかもかなりの確率で頻繁に。
だからお金に対する価値基準をみんなが持っている。そして、その価値基準はものごとを判断するときに相応のインパクトを与える、ということを忘れちゃいけない。
ダメ、絶対
よくやりがちなのは、自分のことを棚に上げてお金の話をしてしまう、ということ。
仕事を発注する側にありがちなわかり易い例を。
▽ 自分がなにか仕事をしてそれに対する対価が払われないと憤慨するくせに、人に仕事を頼むときは支払いをケチる
▽ 自分が仕事の依頼を受けるときはお金が先なのに、誰かに仕事を頼むときは成果が先になる
▽ 自分は自由になりたい/自由でいたいのに、他人をお金で縛る
これダメね。やっちゃ駄目。ダメ、絶対。
©鳥肌実
そして、それぞれその逆もイカンと思うのですよ。つまり仕事を受ける側の話。
▲ 未払いの請求について払ってくださいと言えない
▲ 成果報酬なのにどこからお金になるのかはっきりしない。またはその状態を放置している
▲ 自由を売ってお金をもらう
こういうのね。これダメだから。勇気を出して抜け出さないと!
気付いたら行動!
もし「今そういうことしちゃってるな」「そういう目に遭ってるな」と気付いたあなたはむしろエラい!
今からでも遅くないから、関係各位と話し合いましょう。応援します。なんなら対話型グループセッションのお手伝いとかしちゃいます。
お金の部分を曖昧にしてしまったがために結果としてBadな状態に陥るケースは跡を絶ちませんよね。至るところにある。自分の身の回りにもあります。フリーランスや副業をやる人が増えてきて、昔よりも目立つのかもしれません。
自分自身、本職の分野以外で「○○でお手伝いしてくださいよ!」とお願いされたり、むしろこちらから「○○しましょうか?」と提案したりすることがあります。特に最近は多い。活動の場を拡張させるという目的であっちこっち行ってるので必然的に。
そういう「本職の外」での仕事について「お金」の話ってどうしてるか、みなさん一度振り返ってみましょう。思うように自分の価値観を伝えきれていないな、相手の価値観を忖度/理解しきれてないな、と思い当たる部分があるのではないでしょうか?
もしそういうモヤモヤが少しでもあるならひとつひとつ解消していきましょう。
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価値タイズ
ちなみに最近は「価値タイズ」というキーワードでよく考えるようになりました。
● お金以外だけが収支のチャンネルじゃないよね
● お金(マネタイズ)以外のチャンネルでも収支を考えたほうがいいよね
という思いからです。
「価値タイズ」というキーワードは、先日の対話型ワークショップでハカセさんから教えてもらいました。
ボランティアでやっている活動にて価値タイズの構図が顕著にわかります。まぁ当たり前ですよね。お金という世の中で一番わかりやすい基準を取っ払って仕事をするわけですから。
お金じゃないもので対価を得ようと思うだけで、脳みその中の普段使っていない部分を使いますよね。それに加えて、対価を得るだけが報酬か? とか、対価は本当に必要か? などの方向性でも考えを巡らせると、脳だけでなく人生が変わります。
お金を俯瞰する
お金というキャップを外しただけで、メンタルはかなり解放されるなぁというのが僕の感想です。
そういう実験的な思考の上で、再度基本に立ち返ってみるとまた違った景色が見えてきます。そうです、普段の仕事の上でのお金の話を振り返ってみるのです。
収入を得る/対価を支払うチャンネルとして「お金」だけを考えているときというのは、その価値概念の世界と自己が同一化していますから、どうしても視野が狭くなります。
一方、お金以外のチャンネルについても十分に検討した後では、お金というものをいろいろある中のひとつとして捉えることができます。俯瞰です。お金を超えるんですね。
お金を俯瞰できれば、以前よりも、柔軟に、的確に、明確に金銭面の交渉事ができるようになると思いますよ。
SN