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自分の生き方を創る〜ジェームス・アレン『運命を変える7つの学びのステージ』を考察する〜

自己啓発本や成功法則本の中で
これはずっと手元に置いときたいなと思ったのは
イギリスの作家であり哲学者の
ジェームズ・アレンの本でした


ジェームズ・アレンといえば
『原因と結果の法則』が有名ですが


ここでは、アレンの思想の実践本
『運命を変える7つの学びのステージ』から
一文紹介しながら
私なりの考察を書いていきたいと思います

捉えた現実の中で
何を思い、どのように考えるかが
あなたの行動につながります

そして1つひとつの行動が
あなたの生き方を創っていきます



思考は現実化する
という、有名な成功哲学の本

この本は、ナポレオン・ヒルが
鉄鋼王カーネギーから
「成功者の成功哲学をまとめてほしい」
と提案をうけてまとめたもの

そこでは
人間は自分が考えているような人間になる。
と、言われてて


マザーテレサも

思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい
それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい
それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい
それはいつか運命になるから。

と言ってますが

これらは皆、同じことを指しているのではと
思います


私が、スピリチュアルなことを知る
きっかけになった方と出逢って

今、自分の前に起こっている現実は
全て自分が起こしていることなんだよ

と言われた時の衝撃を
思い出す…


その頃は、自己啓発とか
成功哲学とかスピリチュアルとか
全然知らなくて


それを聞いた時


仕事辞めたいとか
やりたいことが上手くいかないとか
結婚してないとか
そう言う数々の望んでない出来事も
私が起こしてるってこと?


嘘だぁ!
だってそんなこと
望んでないもん!


と俄かには信じがたかったのですが


その後、
人には顕在意識と潜在意識があり
自分が把握できる顕在意識は
わずか7%くらいで

行動の多くは
無意識の潜在意識によって
決められているということに
さらに衝撃


しかも潜在意識は
否定形を理解出来ないとか

現実と空想の区別がつかないとか

潜在意識なんなんだ!?って
感じでした


マザーテレサは
反戦運動などには参加しません
ですが
平和活動には喜んで参加します

と言っていましたね


潜在意識の特徴を知っていたのでしょうか


戦争反対!と言っていると
戦争というワードが意識に残ります

戦争反対=平和なのですが
にもかかわらず
戦争への意識が高まってしまうのです


なので
平和というワードを使っている
活動の方がいいという訳です


これを知ってからは
言葉や考えることに
気をつけていたのですが


母が癌になった時は
ポジティブな言葉や考えをするように
自分も母にも言っていましたが

それにも関わらず
病気は悪くなっていくばかりの時は

なんでこうなるんだろう?
同じようにやっても
思ったように引き寄せる人と

神様に見放されたかのように
全く意図しないことが起こる
私のような人と

一体何が違うのかと
すごくすごく辛かったし

自分の潜在意識が
何を考えているのか
ものすごく怖かった


でも、ある日

命に関しては
神さまと母との約束だから
私がどうのこうの出来るものではない

という思いが浮かびました


母の入院中
クリスチャン仲間がお見舞いに来て
くれたのですが
その中で、母の額を撫でて

「大丈夫だよ、大丈夫」と
ひたすら言ってくださった方がいました

どんなお祈りよりも
私はそれにとても心惹かれ
力つけられました

聖書の中に

主は言われる
わたしがあなたがたに対して
いだいている計画はわたしが知っている

それは災を与えようというのではなく
平安を与えようとするものであり

あなたがたに将来を与え
希望を与えようとするものである。
(エレミヤ29:11)

とありますが


様々な問題も
その時は辛く悲しく苦しいもので
あるかもしれないけど

その事がのちに
自分を大きく成長させてくれる
ものとなったりします


なので、潜在意識のあれこれを
気にせず

どうにかなるさ
なんとかなるさ
大丈夫
全てが良きことのため

って
根拠のない自信を持っている
ことが最強なんじゃないかなと
思うのです


宗教や信仰を持っている人が
精神的に強いと感じるのは
こういう所にあるのでしょうね


ただし、だからといって
人任せにしたら
自分の人生ではなく
人の人生を歩むことになるから


自分の理想の生き方がしたいなら
自分で行動していかないと、と思う

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