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今この時間を大事にできる
高野優さんの本、再び。
思春期ブギを読んでから、思春期コロシアムも読みたいと思っていて。
思春期コロシアム 決戦のゴング開幕編
まだ息子の思春期は先ですが。
どっちかというと自分の思春期に重なって母に申し訳なくなります。
たくさんの大人に支えられている我が子
そして、高野さんのシングルで奮闘する姿にすごく力をもらえます。高野さんもお母さん仲間に支えられていることが本の端々で感じられて。仕事のとき預かってくれたり、ご飯をごちそうしてくれたり。
友人のお通夜のときは一緒にいけないからと息子の友達の父さんが預かってくれたり。
支えてもらうことばかりです。たくさんの大人に愛されていること。本当にありがたいことを思い返せました。
「もう○歳」ではなく「まだ○歳」
「もう?まだ?」も本当にそうで。もうすぐ小学生なのにと思うけど、実はまだ小学生でもなく。もっとこの小さいうちを楽しまないと!と思い直せます。
今、歌いながら横で絵を描いているけど、思春期になったらむっつり無口になってしまうことを考えたら、今のこの時間を大事にできる。
過去か未来か
コラム6の「もしも魔法が使えたら」も息子の小さい私でさえ過去のこどもを見に行きます。
アルバムを見るだけで、あのときの笑顔にほっこりするのに、当時はいっぱいいっぱいで写真さえも少ない。
いっぱいいっぱいであの小さな温かく柔らかい感触を楽しむ余裕はなかった。
そして、不安でいっぱいで泣いてばかりだった自分自身に「大丈夫」と言ってあげたい。
まだまだ私も途中だけど、びっくりするぐらい息子は逞しいよと。
それにつられて私自身も成長させてもらえるからと。
「いつのまに、こんなに素敵に育ったのか」と息子はいつも驚かせてくれるからと。
行ってらっしゃいを笑顔で
最後に参考にしたい高野さんの言葉
何気なくかける一言で、事故や怪我の割合が低くなると聞いたことがある。それならなおのこと、笑顔で送り出そう。
朝は早くしてっと思うことも多い。でも、どんなときでも「気をつけて。いってらっしゃい」と笑顔で。
これを読んだ次の日、朝から体調悪かったのに息子は普段はありえないほどしつこくて「やめてって言ってるでしょ」と声を荒げてしまった。
予定もあった日で、息子が調子にのってたのは分かってた。そうなる前の声かけが本来できたはずなのに。笑顔でいたかったのに。
仕事が忙しかったのも、身体が思うように行かなかったのも事実。でも落ち着いて話すことができなかった事実に後悔がいっぱい。
せめて「行ってらっしゃい」くらいは笑顔で。