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今、大人がこどもにできること
こどもNPOだより2021年9月号をかなり遅ばせながら手に入れました。
大人が思考停止してしまうのが一番怖い
コロナ禍のこどもたちの記事が私の無意識の思考の偏りを教えてくれる。
まだコロナ流行前のこと。海遊びに行ったとき、海の水を口につけようとした子の行動をとっさに止めてしまった。
泥遊びを楽しそうにしている息子の手を止めてしまった。
自然の中で育てたいのに、私はいつもこんなに息子に制限しているのかと正直愕然とした。
だから、この記事の最後の言葉
大人が思考停止してしまうのが一番怖い
ということ忘れないように。
「だめ」がでそうになったら、1つ戻って「なんで?」と自問してみる。
記事の語り口は軽いのに、書いてあることは重い。
当たり前がかんたんに崩れてしまう
もう1つ、読書投稿コーナーが胸にくる。
私はただ、普通に青春を送りたい
オリンピックは開催しているのに、県外に出ることもできない。
仕事で日常と変わらない大人よりも、夏休みだったこどもたちの方がその理不尽をまざまざと感じていただろう。
高校生のとき、私は当然のように修学旅行に行き、当然のようにカラオケに行っていた。
今、コロナ対策を守っている子たちは公園で過ごしている。
普通がこんなにも簡単に崩れていった。
憤りをどう表現していいかわからない。でも言葉が凶器になることを知っているから大人に力を貸してほしいという彼女の想い。大人はどう応えられるのだろう。