2022.2.22 不戦の宣言を
著名人じゃなくても宣言することは大事。
再び戦争をおこさない、おこさせない。
1ヶ月前くらいから「2月22日に不戦の宣言を」という話がちらほら聞こえてきました。
その話のきっかけは何かを調べて行き着いた2020年の記事です。
戦争体験をした祖父はもう亡くなってしまいました。生きていたら100歳を越えています。
末孫の私に、祖父は戦争体験を話しませんでした。
大叔父もそうでした。
悔やむことが多過ぎたこともあるでしょう。
それに、ひとり年の離れた末孫に残酷な苦しい話は話せなかったのだと思います。
だからこそ、自分から聞かなかったことが悔やまれます。
今、戦争体験を語れる人が高齢になっていること。
広島、長崎、沖縄で、語り部をしてくれた方たちも、その当時でさえお年を召していました。
写真を見るだけでも、本を資料を読むだけでも恐ろしいけど、生身の経験から語られるお話には胸が抉られます。
戦争放棄の話をすると「戦争は放棄しても、攻められたときにのために軍事力は持つべきだ」という言葉をうけ、苦しくなることがあります。
最後に記事から西原さんの言葉を載せます。
『敵が攻めてきたらどのようにして国を守るか』という政策は必要だが、実は敵をつくり軍拡を招くというリスクを含んでいる。それよりも『どのようにして、攻めてくる国がないようにするか』を考えるのが先決ではないか。
どの国の子どもも、戦争に苦しむことがないように。
未来の大人に「戦争はいけないんだよ」と責任を押し付けるのではなく、まず大人が子どもたちを守る世の中に。