乳幼児子育て中にオススメ⑥
クーヨン2021年8月号
性&生教育をはじめよう
男の子だと茶化してしまったりしてなかなか難しいテーマ。
うちでは「下着」を履いてるところは大事なプライベートゾーン。
という話をしていますが、そこからがなかなか難しい。
また、ふとしたときに、自分自身や親のジェンダー観、偏見が見えてしまったりして驚きます。
自分自身がまず深く考えるうえでも、性教育、早めに始めたいなとは思っています。
私は小学校では男女別で集められての性教育(生理への対応ぐらいだったように記憶していますが)の授業がありました。
中学校では男女分けられることなくの授業。
恥ずかしかった記憶がありますが、知らないことばかり。
結構じっくりと時間を取ってくれた授業に今は感謝しています。
しかし、高校に上がっての保健体育の授業中のこも。
同級生の「そんなこと初めて知った!」という言葉に衝撃を受けました。
性行為が妊娠につながっていることを理解していない子もいて。
今思えば、その子自身の問題ではなく、その学校や地域に問題があったと思えますが、その時はその子の危機意識のなさに衝撃を受けました。
性行為の低年齢化が叫ばれて久しいのに、実際の高校生でも性の知識がない子がいる。
でも、それが普通だとしたら?
私自身が、小・中学校と恵まれてきただけだったとしたら?
そう思うとゾッとします。
だからこそ、家でも、小さいときから知識を身につけることが大切なんだと。
自分も相手も守るために。
このクーヨンを読むと、
世間体じゃなくて、自分の息子のそして相手の家族の形を大事にする。
事実を伝える。
人は容姿で決めるものではない。
こどもの選択を尊重する。
とジェンダーだけのことではないと気づかされます。
どう、こどもと向き合うのか。
クーヨン内での言葉が印象的です。
性は人権。性を学ぶことは権利です。
他者への思いやりも自分の権利を大切にしてこそ生まれるもの。
自分も相手も大事にする性のこと。そして生きること。
大人も、そして子どもも学びが必要です。