私が教育移住を決めた訳 1ー③小学校がなくなる?!
読書記録の次は絵本記録になりそうなので、軌道修正に入ります。
統廃合反対活動が始まったものの、説明会での教育委員会の統廃合を断定するような言葉に保護者も諦めの色があり、なかなか進まなく、もどかしさが続きました。
はやくも学区外に出る世帯、私学を目指す世帯も現れる中、未曾有のコロナの感染拡大が始まったのです。
コロナの流行とこどもたち
少人数での授業が更に重要になったこの状況でも統合は進ませようとされていました。
コロナの感染で、大人数が集まることへの不安から統合先の小学校からも反対意見が大きなってきても、方針を変えません。
新型コロナ第1波で休校になった児童の苦しむ姿も多く聞きました。
休校の間、学んでもいない部分の宿題が山のように出て、子ども自身で理解できない。働いている親はすべてを見てあげることもできなく、子どもはどんどん勉強が嫌いになっていく。
外で遊んで発散したくとも、公園で遊んでいると知らない人に「公園なんかで遊んで」とこそこそと言われるから家にこもっているしかない。
学校が始まっても、友達と触れることは極端に減り、マスクをしているので表情も見辛い。
暑い夏、朝学校に向かう子どもたちは皆マスクをして俯いて歩いていました。
中日新聞岡崎先生のコラムに「子供の表情が見えず何を考えているかわからない。これは危険なこと」とありました。
子どものヘルプを見落としてないか先生が探そうとしても、表情が読みづらく、児童数が多ければ、いづれ命に関わるような見落としも出てきてしまうかもしれません。
先生とも友達ともコミュニケーションが取れない。体を作る時期に体を動かすこともできない。勉強への苦手意識も増えるばかりなのに休校分の授業も増えるばかり。
この制限された影響が子どもたちに出てくるのは、きっとpostコロナ何年も何年も経ってから。大人でさえ、この新型コロナの影響で人との接触の大切さを切に感じているのに。成長途中の子どもたちには尚更。
せめて少人数であれば、マスクをしていても、先生が細かく目を配ることができる。教室内の人数が少なければ、1人1人の間隔を十分にとり、過ごすこともできるのではないのかな。
廃校にならなかったとしても、本当にこの学区で大事な息子を育てるの?と…不信ばかりが溜まっていきました。
署名公開と質問状提出
コロナで活動も制限される中、有志の方たちは地道な活動を続け、2020年9月末、有志の「小学校を存続させる会」が教育委員会に赴き地域住民3500名以上の署名を公開、質問状を提出しました。
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