勉強のモチベーションを上げるために必要なこと
本日は勉強へのモチベーションを上げるために必要なことというテーマで書こうと思います。
色々な方法があるのですが、1つだけ忘れがちだけど重要だと思う視点で書きます。
よく勉強の仕方について
丸暗記は良くない!根本的な理解が必要だ!という意見があります。
教え方としても、表層的に暗記をさせるのではなく
原理原則を理解させることが重要だという考えです。
そういった意見には、暗記だけだと目先のテストでは対応できるかも知れないが、
入試など総合力の問われる試験や応用力が身に付かないという前提があります。
よく出る例え話として
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」ことが必要だという意見です。
僕自身も基本的にはこの考え方に賛成します。
ただ、忘れてはいけないのが
人は、自分が理解できないことにモチベーション高く取り組むことはできないということです。
難しい問題でも前向きに取り組むためには
自分は解けるようになる!という自信が必要だと思うのです。
それすら無い状態で
いくら根本的な理解が大切といって
難しい勉強をさせることは、子どものやる気という観点から見るとマイナスなことが多い気がします。
僕は丸暗記でも良いので
時には目先の点数を追うことに意味があると思います。
丸暗記でも出来ることを増やすこと、数字で成果を出すことが
モチベーションを上げるためにとても重要だからです。
例えでいうと
「魚の釣り方を教える前に、魚を食べさせて、魚の味を知らせ、美味しさを伝えなくては、魚の釣り方に興味が持てない」ということです。
応用力!や根本的な理解!というスローガンは正しいですが、子どもの気持ちを無視した進め方では効果がありません。
むしろ主張が正しい分、その言葉で苦しんでいる子どもや家庭もあるのかなと思います。
まずは出来ることを完璧にやる→成果がでる→他のこともやる
この流れが大事かなと。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。