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ブラック・フライデー なぜブラックなのか?

 一昨日は「英会話カフェ」に参加してきた。
今回のテーマはサンクス・ギビングデーの時期ということで、その歴史から解説していただいた。

日本語ボランティア講座で知り合った廣瀬さんご夫妻、旦那さんはアメリカ人のアレックスさん。お二人が講師を務められました。

「感謝祭」というと、私たち日本人には馴染みがないかも知れません。

私は、ふと「なぜ、ブラック・フライデーって言うんでしたっけ?」と聞いてみた。

するとアレックスさんから、意外な言葉が返って来た。
アメリカでも、この時期からクリスマス商戦が本格化するが「売り手が黒字になる」というのが、ブラック・フライデーの由来だという。

黒字のブラックだった⁈


歴史的な背景も説明して頂いた。

もともとピルグリム兄弟が1620年に、、、
(お、むかし世界史で出てきたな、なんだっけ?)

イギリスからアメリカに移住して来たピルグリム・ファーザーズがいて、彼らにインディアンのワンパノアグ族がトウモロコシなどの栽培の知識を授けて、移住者が生き延びられたと言う歴史がある。

翌年、ピルグリム・ファーザーズはワンパノアグ族らを招待し、感謝を込めて、ご馳走したことが始まりだった、ということだ。


日本では、11月23日の勤労感謝の日がニュアンスが近い。
また、二十四節気の一つ小雪(11月21日頃) にブラック・フライデーが実施されることが多く、ここから冬物商戦がピークに向かう時期になる。

サンクス・ギビングデーも、考えてみると
「誰かが、誰かに何かを与えてくれた」
というのが起源なわけです。 

自戒を込めて、身近な人、ささいなことにも感謝しようと思った。


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