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「チャリティオンライン配信」開始から丸一日が経過しました。

「チャリティ・オンライン配信」開始から丸一日が経過しました。配信開始から現時点で184名の方にご視聴頂きました。心より感謝申し上げます。
これから本作品をご覧になられる方、また既にご覧になられた方で原作本に関心を持っておられる方の、ご参考になればと考え、資料を添付致します。
これは一昨年12月に、神戸市看護大学様で本作上映会と講演会をさせて頂いた時に使用した資料の一部です。映画の場面・原作・シナリオの抜粋・引用で構成されています。

さて、添付の資料にも少し記載がありますが、原作本である安克昌著「心の傷を癒すということ」では、ラファエル「災害の襲うとき カタストロフィの精神医学」(1989年)をはじめ、海外の先行研究からの多くの引用があります。

私たちの活動はすべて手探りであった。なにかをモデルにしたわけではなく、その時その場で考えたことを、できる範囲で実践したにすぎなかった

「心の傷を癒すということ 新増補版」(P82 作品社)

という状態で、被災地で日々の活動をしてゆく中で、その活動の合間を縫って文献を探し、読み続けていた様子がうかがえます。

震災から4年後の講演では

ラファエルは『災害の襲うとき』という本を書いていますが、これはいい本です。災害精神医学に関心のある方はぜひ読んでみてください。くわしく網羅的に書いてあります。

「心の傷を癒すということ 新増補版」(P330 作品社)


「災害の襲うとき」(ビヴァリー・ラファエル)

阪神淡路大震災以前の、災害時精神医学や「心のケア」に関する優れた調査・研究にどのようなものがあったかを知る上で、原作本は大きな役割を果たしていると改めて感じました。

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