あらゆる感覚刺激は一瞬で脳に記憶され、また、その記憶が刺激によって引き出され、理解や意味づけ、反応、行動となって表出し、そのデータがまた脳に蓄積されます。
どのような刺激を、どう感じ取っているか。
マインドフルネスの実践法は、今この瞬間に気付く力、「気付き力」「覚力」を高める方法です。
先日、ある農業大学の教授から「うちの学生はどっしりとしている学生が多い。というのも、幼い頃から野山を駆け回り、大地に触れながら育ってきているから」といった話を聞きました。
幼い頃から豊かな自然に触れ、五感を鍛えることはとても大切で、それにより豊かな人間性が育まれ、非認知能力も高まるのでしょう。
令和元年7月21日付の愛媛新聞「道標」の記事は、まさに五感を鍛える重要性を伝えており、とても共感しましたのでご紹介します。
編集工学研究所所員(当時)の渡辺文子氏は、自身の海で遊んだ記憶から次のように述べています。(一部抜粋)
夏休みのみならず、また子どもだけではなく我々大人も五感をフルに活動させ、隠れた神経に刺激を与えて、感性そして人間性を高めたいものです。