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ソーシャルワーク×AI:データと温かみを両立する技術者への提言
こんにちは、ソーシャルワーカーのSakiです。
私は児童養護施設などで10年以上、子ども支援を中心に活動してきました。支援者の私たちが燃え尽きずに長く仕事を続けるためには、自分を大切にする「セルフラブ」が欠かせないと実感しています。忙しい日々の中で、どうやって自分自身をケアするか――これは私たち支援者にとって永遠のテーマではないでしょうか。
AIが支援者のセルフケアを支える?
最近、私が注目しているのがAIの活用方法です。特に話題になっているのは、ChatGPTの高度なリサーチ機能を備えたエージェント型ツール。通称「Deep Research」と呼ばれる仕組みでは、人間が数時間かけて行う調査を、わずか数十分でまとめてくれるそうです。
最初は「AIが子どもの心を理解できるの?」と少し疑っていました。でも、調べものや事務作業が効率化されれば、その分、子どもたちと向き合う時間や支援者自身のセルフケア時間を確保できるかもしれません。
AIの具体的な活用例
たとえば、施設の子どもたちの現状を外部の方に説明するための資料づくり。これまでは同僚と手分けして、統計データや他機関の事例を探してまとめるのに多大な時間がかかっていました。
AIエージェントなら、自主的に関連情報を検索して「どのデータが有効か」「どのように一覧化すれば分かりやすいか」を提案してくれるとのこと。私自身はITが得意ではありませんが、慣れてしまえば、資料づくりだけでなく子どもの生活記録やケースプランの補助にも応用できそうだと感じています。
コミュニケーションを円滑にするLark
さらに、コミュニケーションツールとして注目しているのが「Lark」です。チャットやオンライン会議、タスク管理など必要な機能がすべて詰まっていて、施設内や関係機関とのやりとりがまとめやすくなると期待しています。
多忙な現場では情報の見落としや連携不足が命取りになりがちです。ツールを使いこなし、スムーズに報連相ができれば、よりきめ細やかなケアにつながると感じています。
学びながら進化する支援の形
もちろん、AIやツールを使いこなすには学びが欠かせません。私も「.Ai カレッジ」の学習プログラムでプロンプト設計の基礎や、Larkとの連携方法を少しずつ身につけています。
支援者が自分を大切にしながら仕事を続けるために、こうした最新技術の恩恵を受けない手はないな、と改めて感じました。
まずは小さな一歩から
支援の質を高めるのも、自分の心を守るのも、まずは行動してみることが大事。あなたもAIやコミュニケーションツールを少し試してみてはいかがでしょうか。きっとセルフラブの実践にもプラスになるはずです。
今回ご紹介した内容は、私が.Ai カレッジで学んだことをベースにまとめたアウトプットです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。