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やっと泣けた…。(ネタバレ動画あり)

おはようございます。昨日友人と3回目の無限列車乗車してきました。

1回目は通常上映、2回目はIMAX上映、今回もIMAX鑑賞が初めてという友人とIMAXで観たのですが。

IMAXホントすごいな?????!!!!!

音圧が内臓に響いて映像がべらぼうに美しい。2回目だったというのに、全然褪せない感動でした。友人と後ろの席の男性たちも話していたのですが、IMAXは特殊設備上映の一種ではありますが、無限列車編は3Dメガネでの鑑賞ではありません。

詳細はIMAX公式サイトをどうぞ。

3回目なので、今回はできるだけ劇伴曲に集中しようと思ったのですが、やはり視覚も奪われてしまいますね…!!だって煉獄さん最推しなんだもの!!

鬼滅サントラは梶浦さんの曲がどうしても欲しくてDVDの一巻を持っているのですが、生憎まだ2巻以降は入手できていません。椎名さんの曲も堪能したいのに…!!個人的にはTV作中劇伴は柱のテーマと善逸のテーマが好きです。

現在、自身で『露雫流魂-ルーナーリィゥフン-』というボイスドラマ+音楽企画を進行しているのもあって、色んな音に興味が向いています。元々ボイスコーポレーターとしてボイスドラマを作成していた身なのですが、環境音はもちろん、楽器の音そのものにも非常に興味を持つようになりました。幼少時代にピアノをやっていたのでピアノの音色が好きでしたし、ギターやヴァイオリン、そして企画のメインとなる二胡の音源に非常に惹かれ、『演技や歌だけではない、音楽として、【想いの音色】を表現するにはどんな音が必要なのだろうか』と考えるようになりました。

話を戻しますが、鬼滅サントラ音源がyoutubeなどで上がっているのは知っていたのですが「無断アップロードなんだよなぁ…」と思って聴いていませんでした。

梶浦さんが「土の匂い」をイメージした切ない民謡チックなメインテーマに対して、椎名さんの楽曲は非常にバラエティに富んでいます。これまでのufotable作品と同様に、毎話数ごとに映像に合わせて音楽を作るフィルムスコアリングの手法で制作されたどの楽曲も「珠玉」と呼ぶに相応しい楽曲ばかり。特にオーケストラでクワイヤが入った壮大な曲が多く、そんな中にシンセサイザーや篠笛?などが混じり、非常に複雑でありながら綿密かつ隙のない美しい楽曲になっているなぁと感じました。あと低音が非常に重たいく、めちゃくちゃ胃に響きます…

そんな中で異彩を放っていたのは、やはりvs猗窩座曲でしょう。youtubeで耳コピされている方がいらしたので貼っておきます。

仕事早すぎでしょ。

ゴリゴリのロックでエレキギターが耳に痛いですね。前頭葉がザワザワするような…猗窩座というキャラの歪さが全面に出ている曲で、初聞きで嫌な汗をかいたのを思い出します。それをBGMにスクリーン上で繰り広げられる熾烈な技の応酬。

その切り口になるのが猗窩座の『破壊殺・羅針』の方陣展開。2回目にIMAXで観た時、その美しさに、そしてその意味の悲しさに涙が止まりませんでした。

原作をご存じの方なら、【何故雪の結晶をしているか】ご存じでしょう。 あんなにも凶悪で、無慈悲な暴力なのに美しくて美しくて仕方がない。猗窩座という『人間』の背負った業(カルマ)の深さに、泣くことしかできませんでした。

それと、映画全体を通して、改めて「鬼滅の刃」という世界背景の切なさと残酷さを実感しました。夢の中での炭治郎の台詞で「本当だったら、刀なんて握ることなんてなかったんだ」とありますが、15歳の少年にはあまりにも過酷すぎる。で、尊敬していた憧れの人がいなくなっちゃうんだよ???

何このどちゃクソデカ感情。つらい。泣く。

2回目を観たあとぐらいに鬼滅テレビで声優さんたちの談話を見たり、yahoo記事で花江さんの家族にまつわるお話を読んだりしたのですが、声優陣も熱い。猗窩座vs杏寿郎の収録ブースでは後ろに控えてた花江さんが「日野さんと石田さんが凄すぎて入り込めなかった」とおっしゃっていました。

花江さんご自身、ご家族でとても悲しい思いをされていて、炭治郎と気持ちが重なる部分があったのではないでしょうか。個人的に大好きなのが、家族に責められる悪夢を見せられたあとの炭治郎の雄叫び。

「言うわけないだろう!俺の家族がそんなことを!!            俺の家族を、侮辱するなァ!!」

こちらも非常に胸熱シーンで、「生生流転」の龍が舞うエフェクトも非常に美しく素晴らしい。まるで水蒸気のような、霧のような「何か」を感じたように思います。この辺りからもう曲を聴くどころではなかったような。 「来るぞー来るぞー!!霹靂一閃来るぞーーーーーーー!!」とアドレナリンが出まくっていて必死に両手を握りしめていたのを覚えています。      隣にいた友人が善逸推しだったので、そのに反応が気になっていたのもあります。ネタバレを気にしない子だったので、善逸に関しては「霹靂一閃の無駄遣い」とだけ伝えておきました。

それでも…やっぱり煉獄さんのシーンは本当につらかった。

「逃げるな馬鹿野郎!馬鹿野郎!!卑怯者!!お前なんかより、煉獄さんのほうがずっと凄いんだ!強いんだ!!煉獄さんは負けてない!誰も死なせなかった!戦い抜いた!守り抜いた!お前の負けだ!煉獄さんの勝ちだ!!…うわぁあああああああ!!」

3回目で、ようやくこのシーンで号泣できました。というのも、「炎」のMVで、大サビ前でLiSAさんが謳い吠えているのですが、それが上記の炭治郎の台詞に被って見えてMV公開時から苦しくて仕方なかったです。

そしてエンディング。「ああ、もう本当に、煉獄杏寿郎はいないんだ…」と思うとまたまた泣けてきました。

というのも、1回目も2回目も、上映後の舞台挨拶の全国中継を控えていたため、「舞台挨拶に備えなくっちゃ」と身構えていた為、涙は流していたものの、『号泣』までには至らなかったし、上映後の余韻に浸ることもなかったのです。

3回目にして、ようやく腹の底から推しの死を悲しみ、映画の余韻に浸り、しばらく座席から立てずにいました。

うぇぇえええええええええ煉獄さぁあああああああああん(突っ伏し

あ、それと入場者特典ですが、思ったよりも仕様が頑丈でした。

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ポストカードかと思っていたのですが、重厚な用紙でめちゃくちゃ質感あってコレ額縁に飾れるヤツじゃん???

ヒエッ…ufotableさんありがとうございます!!クッ…第一弾も欲しくなったな!!

ていうか円盤待つよりも、気が済むまでIMAXで堪能したい。

というのも、我が家が今年入って引っ越したばかりなのでDVDプレイヤーというものがなく、パソコンで観るしかないのです…

IMAXを堪能された方は分かると思うのですがあれはハマるよ????

友人とも話していたのですが、「音が内臓にまで響く」。

厭夢と猗窩座の断末魔も鼓膜がビリビリと震え、耳を覆いたくなるような演出でした。中でも印象的だったのが伊之助の斬撃音。映像で迫力があるのはもちろんのことなのですが、耳元で刃物が擦れ合うような音がしてゾッとしました。IMAX未経験の方はぜひこの機会に堪能して頂きたいです。

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