「頭のいい人は「答え方」で得をする」要約してみたで
これ、ちょっと読んでってや~!この本大阪弁で要約したるから!
バカと思われる答え方、思われない答え方っての
小学生レベルの感想を言っちゃう人、ウチも知っとるわ。てかウチちゃうか?笑
なんか、仕事で講演会行ったら、上司が「講演会どうだったん?」って聞いてきたら、「おもろかったで!」って答えてしまう人がおるねん。でも上司の言うことは、「ちゃんと報告せい!」ってことや。具体的な情報がほしいんやで。
そんなときは、まず、ひとことで話の方向教えてみなあかんねん。大事なのは、知的な言葉選びや。例えば、「盛り上がりました」って言葉を「盛況やったで」とかに変えてみたら、もう少し大人っぽい印象になるで。もうちょっと詳しく言うと、「首尾よくまとまりました」「盤石です」「ご立腹です」ってフレーズも使えるやろ。
最初のひとことは、新聞記事の見出しみたいなもんやと考えてみて。新聞記事は、内容が一目瞭然なキャッチーなフレーズから始まるやろ?だから口頭での報告も同じやで。
話の方向性を簡単にまとめたら、自分なりの要約を続けるねん。「A社のパーティはどうやったん?」って聞かれたら、「盛況やったで。著名なゲストのトークコーナーもあって、M&Aの裏話も聞けたんや」とかできるやろ。
主観だけやなくて、詳細な報告を一気に始めると、相手が戸惑うことがあるから、話の方向性を示して、ポイントを絞ってコンパクトにまとめるのがコツやねん。スマートでわかりやすい報告になるはずやで。
ほな次。一問一答で会話が続かない人にアドバイスしましょか?
会話を広げるのがちょっと苦手な人って、相手の質問に正確な情報をサクッと伝えることがベストだと思っとるんやろな。
例えばこんなやり取りやで。
相手:「昨日の会議、結局どれくらいかかった?」
本人:「普通にいつも通りでした」
相手:「そう。じゃあ、1時間くらい?」
本人:「そうです」
相手:「でも例の案件はまた解決しなかったんでしょう?」
本人:「しませんでした」
本人は、ちゃんと質問に答えようとしてるつもりかもしれんけど、これじゃ「昨日の会議の詳細知りたい」って相手の要望には応えてへんねん。質問されたら、その質問の奥にある意味やニーズを考えて答えるのが大事やで。
ワザは、具体的な質問には抽象的に答えて、抽象的な質問には具体的に答えることや。例えば、「昨日の会議、どれくらいかかった?」って聞かれたら、それが最近の会議に対する批判や不満を含んでるかもしれへん。それを考えたら、「昨日の会議、1時間でしたけど、週一の定例会議ってもう見直すべきかなと思いますね」とか、具体的な答えに抽象的な意見を混ぜることができるやろ。
逆に「週一の定例会議って、もう見直すべきかと思わない?」って抽象的な質問が来たら、具体的に答えてみるねん。「先週は2時間もかかりましたからね、フェイスブックでシェアすればものの1分で終わることですよ」とか、イメージしやすい事例を具体的に示すことが大事やで。
こんな風に答えられたら、相手に「カンのいいヤツ」って思わせることができるやろうなぁ。
もぉ、こんな風に「もうわかった」という顔をしても、まだ答え続ける人
おるよなぁ。なんやウチのこと見んといて~。
困ったことに、何気ない質問に対して、長々と話し続けられた経験、あんたもあるやろ?
例えば、暴風雨の中でオフィスに戻ってきた同僚に「電車はどうだったん?」って聞いたとしよう。そんなとき、期待してるのはさ、短くてスッキリした回答やろ?「予定通りに戻れたよ。新宿駅のホームは混んでたけど、〇〇線はちゃんと動いてたから」や「最悪! パンツまでビショビショ。でも無事に戻れたよ」みたいな感じやろ?
でもな、こうした質問に対して、的外れな長い話をする人、いるねん。こっちが「もうわかった」って顔しても、お構いなしで話すわけや。めんどくさいやろ?
こんな時、相手を呆れさせないために、結論から話す癖をつけるとええねん。特に自分の意見を求められたときは、結論をはっきり言うべきや。それには2つのパターンがあるね。
1つ目は、賛成か反対か、はっきり決まってる場合や。そんなときは、「賛成(反対)やな」とまず自分の立場を明確にしてから、その理由を説明するねん。最初に意見を言わないと、「あいつはグダグダと何を言ってるのかわからん」って思われてしまうから、大事やで。
2つ目は、賛成か反対か決めかねてる場合や。そんなときは、まず「問題点を整理中」「検討中」「調査中」みたいに答えることや。それに、いつまでに答えるかを教えておくと、さらに信頼感が増すやろうなぁ。
なんでか好かれない答え方と、好かれる答え方をお話ししましょか?
褒められたときにうまく対応できへん人
結構おるよなぁ。
まず、1つ目は「謙遜+自慢」やな。自分が褒められたとき、例えば「ご著書が250万部超えのベストセラーとはさすがですね」と言われたら、「あれはつまらない本ですよ。あれが250万部売れるのだったら、500万部をこえてもいい本をもっとたくさん書いているんですけどね」と答える感じや。相手の褒め言葉を受けつつ、自虐風に笑いかけると、良い対応やろうなぁ。
2つ目は「率直なプラス表現」やな。例えば「〇〇さんに褒めていただけるなんて光栄です」とか、「今までで一番心に響いた褒め言葉です」とか、褒めてくれた相手への感謝の気持ちをちゃんと示すのが大事やねん。
3つ目は「たまたまを強調」やな。たとえば「たまたまですよ」「神風が吹きまして」「モテ期が来たのかも」といった感じで、時期や運の要素を強調するんや。自分を謙遜するために、自分や家族のことにだけ使うのがコツやね。
4つ目は「称賛に乗っかる」やな。相手が褒めてくれたら、「あ、わかっちゃいました?」「そうでしょ、すごいでしょ!」「もっと褒めてください」とおどける感じで、楽しい雰囲気を作り出すことができるんや。
最後は5つ目、「事実を事実のまま」やな。自分が褒められたら、簡単に「ありがとう、〇〇は得意なんだよね」とか言えば、厭味のない対応になるやろう。相手の褒め言葉を素直に受け止めることが大事やねん。
部下の悩み相談に適切な答えを返せない人
部下や後輩が「もう仕事がイヤになった」「会社を辞めたい」と相談してきたら、なかなかうまく答えるの難しいことやねん。余計なこと言えへんし、さっさと「辞めたら?」って言うわけにもいかんからな。
一番いい対応は、まず相手の言葉に対して「何かあったの?」って聞いて、相手にしゃべらせることや。オープンな質問をすることで、相手が自分の気持ちや状況を話しやすくなるねん。ただ聞き手に回るだけでなく、ちょっとずつ「相手に説明させる」方向に持っていくのが大事やで。
相手の気持ちに共感を示すのも大事やけど、「何でも話してごらん、聞くよ」って言い過ぎると、愚痴ばっかり聞かされたり、時には泣かれてしまうこともあるねん。そういった事態を避けるためにも、話の流れをうまくコントロールすることが必要やねん。
悩みの原因は、今の自分に自信がなくなってることが多いんやろな。だから、「落ち込む気持ちはわかるけど、〇〇のところではあなたはセンスがある」「入社時から〇〇のところは秀でてた」「苦手と言うけど最近の〇〇は最高のできやった」「あなたは周りから好かれる人やと、みんなが認めてるんやで」とか、具体的にその人の良いところを伝えてあげるとええねん。最終的に、相手が気持ちよく自慢できるように持っていけたら一番やろうな。
うまく答えられへんときの「答え方」について話しましょか?
まず、しつこい依頼や誘いを断れへんとき
2つの方法があるねん。
1つ目は、限定的に言うことやな。例えば、「今は無理ですが、来期なら」と答えておいて、来期になってまた相手が声をかけてきたら「予定が変わり、今もお受けするのが難しいのですが、来期なら」と繰り返す感じや。何度も断り続けるうちに、相手もあなたの気持ちを理解してくれるはずや。時間だけでなく、場所や具体的な条件を限定するのもアリやで。
2つ目は、「〇〇と言えば……」で違う話に逸らす方法やな。相手に誘われたら、関連する別の話題に切り替えるんや。「日本酒お好きでしたよね。赤坂の〇〇に今度いかがですか」と誘われたら、「赤坂の〇〇と言えば、あのビルは建築家〇〇氏の作品でしたっけ」「あの土地と言えば、もともとは〇〇氏の所有だったらしいですね」と話を逸らすことができるやろ。
それから、情報を探られたとき
解禁前の新事業や社内の人事など、秘密にしておかないといけない情報を求められたら、「まだ答えられる状況にない」と答えるのがベストやで。このフレーズを使うと、「立場上、言えません」というメッセージが伝わることやろう。
「ご想像にお任せします」のスタンスを取るのも有効やねん。相手が情報を聞こうとしてきたら、「いろいろなことを言う人がいるようですね」「本人にしかわからないことじゃないですか」とか言うことで、知っていても言わないという雰囲気を出すことができるで。
立場的に引き裂かれてるとき
例えば上司Aと上司Bの板挟み状態のとき、自分の意見をはぐらかす方法もあるねん。どちらに賛成か聞かれたら、上司Aには「まあ賛成ですが、〇〇という問題点もあります」と答えておいて、上司Bには「賛成ですが、企画部が間違いなく反対するでしょう」と答える感じや。どちらかに明確な賛成を表明するのは避けたほうがいいで。
最後に、相手が善意で押しつけてくる場とき
非常に重要なことや。こういう人は、限定的な断り方をすると、非限定部分ではOKと思われることがあるから、はっきりとNOを突きつけるのが大事やで。
それから、「結構です」と言うと、相手に快諾の意味に取られることがあるから、絶対に使っちゃあかんで。「できません」「無理です」「可能性はゼロです」とか、まったく期待させない表現を選ぶべしや。また、「〇〇はしないと決めている」形式も効果的や。理由を言わずとも、「この気持ちは変わらない」と示すことができるで。
さぁ最後メッセージで締めよか?
この本、実用的な「答え方」のノウハウがたくさん詰まってて、要約できたのはほんの一部やで。実際の本には、相手が聞きたい答えからズレてしまう人や、強気の相手にひるんでしまう人、質問に対して沈黙してしまう人など、いろんな例が挙げられてて、具体的なアドバイスがたくさんあるねん。読んでみたら、きっと「これ、自分のことやな」と気づかされるポイントがあるはずやで。
本の序章で、著者はこう書いてるんや。「実に愚かな答え方で、コミュニケーション能力の低さを露呈している人がいる。いや、本人は十分に対応しているつもりなのだろうが、相手はそう受け取っていないことに気付いていない人もいる」と。自分が大丈夫だと思ってても、一度はこの本読んでみると、自分のコミュニケーションスキルについて新しい気づきが得られること間違いなしやで。ぜひ一読してみてくれな
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