#6_イメージ力を高めるコツ
「心のストレッチルーム」前田泰章です。
今回は、イメージ力を高めるコツについてお話しいたします。
イメージ力を高めるためには、トレーニングが必要だと思っていませんか?
実は、ちょっとしたコツさえ知っていれば、誰でも簡単に驚くほどイメージ力を高めることができます。
イメージの種類
まずは、イメージの種類からお話しましょう。
リンゴをイメージしてください。
あなたは何をイメージしましたか?
真っ赤なリンゴの「映像」を思い浮かべた人もいるでしょう。
リンゴの甘酸っぱい「味」が口に広がった人もいるでしょう。
リンゴのかじった時のシャキッという「音」が聞こえた人もいるでしょう。
そうなのです。イメージは映像だけではありません。
イメージは大きく分けて、「映像」「音声」「身体感覚(味覚、触覚、嗅覚、身体の感じ)」の3種類があります。
さらに音声(聴覚イメージ)には、2つに分かれます。
ひとつは、人の声や楽器の音など、つまり「実際に耳に聞こえる音声」です。
もうひとつが、「内的会話」と呼ばれるものです。
自分の「内なる声」を聞くことになります。
インスピレーションやテレパシーのように伝わってくるもので、通常は音声としては聞こえません。
ですが、それが何を意味しているのかが言葉として解るのです。
内なる声?何か怪しいなあ・・・
また、突然、降ってわいたように自分の中での対話が始まるという人もいれば、1人で考えている時や、何かの質問の答えを出そうとしている時などに内的会話が始まるという人もいます。
内的会話は、心の声でもありますね。
自分のイメージ力の特徴を知ろう
ここで気をつけてもらいたいのは、この4種類すべてを、ありありとイメージできる人は極めて稀だということです。
誰もがこの4種類のうち、イメージしやすいものと、しにくいものがあります。
たとえば、私は「映像」はとてもイメージしやすいのですが、「音」をイメージするのは苦手です。ですから、映像を中心にイメージしています。
また、人は記憶を呼び起こすのに「視覚」「聴覚」「身体感覚」のいずれかを優先的に用いています。
例えば、リード・システムが視覚の人は、映像を思い出さなければ、何も思い出すことはできません。
私はリード・システムが「視覚」なので、映像を思い出さなければ、何も思い出すことができません。人の顔ははっきり思い出せるのに、その人の名前が思い出せないということがよくあります。
名前を思い出すときも、音声ではなくて、文字として思い出します。漢字で思い出すと、読み方を間違えることが度々あります。
たとえば、裕司という文字を思い出すので、ユウジさんなのか、ヒロシさんなのかわからないのです。
ですから、イメージを使いこなすには、まず自分のイメージ力の特徴を知る必要があります。
あなたのリード・システムは?
それでは、あなたのリード・システムを調べてみましょう!
あなたのお気に入りの飲食店を教えてください。
最初に何をイメージしましたか?
飲食店や食べ物の映像を思い浮かべた人。あなたのリード・システムは「視覚」です。
食べ物の味を思い出した人。あなたのリード・システムは「身体感覚」です。
飲食店に流れている音楽や人の話し声など音声を思い出した人。あなたのリード・システムは「聴覚」です。
さあ、ご自分のリード・システムがわかりましたね。
たとえば、あなたのリード・システムが「身体感覚」ならば、まず味や肌触りを思い出します。
すると、映像や音声も続けて思い出すことができます。
あなたの、リード・システムは、「視覚」「聴覚」「身体感覚(味覚、触覚、嗅覚、身体の感じ)」のどれでしょうか?
それをまずは知っておくことが、イメージ力を高めるコツでもあるのです。
では、イメージ力を高めることでどんないいことがあるのか?
このnoteでもお伝えしていきますので、楽しみにしていてくださいね。
(前田泰章)
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