かおり@いのちの幸せ

普通のOLだった生活から一転、人生に連れて来られたフィレンツェで、パートナーと共に穏やかに暮らす。波乱過ぎるパートナーとの関係の中で聖書と出会い、スピリチュアルに目醒める。パンドラの箱が開いて解放が進み、パートナーとの関係も変化。これまでの経験や学びを活かした活動をすべく準備中。

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トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (12)

トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (11)の続き、そして最終章です。(11)に続く第二波の中、ワタシは極妻をやらせたらピカイチの女優になれる、なんていう自信を持ちます。一体なぜでしょう? (今回が最終章ですが、この癒しの過程を経験した後のことも書く予定です。) *** ●絶望感● パフォーマンスをしながら、自分が汚れてしまったと思ってることを知った。そんな自分の身体に対する嫌悪感をうっすらと感じた。これは何年か前に経験したブレイクスルーの後、自虐行為をしなくなっ

    • トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (11)

      トラウマの癒し:身体に封印されていたもの⑩の続きです。 癒しのデトックス第二波は身体の痛みを感じることから始まります。そして自分の中に潜んでいた「大きな蜘蛛」を目の当たりにします。(●大きな蜘蛛の正体●の最初の段落に残酷な描写があります。苦手な方は飛ばしてください。) *** ●身体の痛み● 朝起きても身体の痛みは相変わらずあった。背中がとても痛かった。特に心臓の裏の辺りの背骨に、石でも詰まっているかのような違和感があった。癒しの大デトックス初日に、ほぼ1日涙を流してい

      • トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (10)

        トラウマの癒し:身体に封印されていたもの⑨の続きです。 泣きの一日の翌日に呪縛のBGMに気づいたワタシは、沈んだ気持ちに逆らうことなく自分を見つめ続け、親友にあるお願いをします。次の日は気持ちも落ち着きはじめ、翻訳の仕事をしたり、カレの存在に甘えたりと、この後に続く大デトックス第二波が来るまでの小休憩のような時間を過ごします。 *** ●親友に甘える● 無意識に流していた呪縛のBGMに気づいたからといって、急に何かが変わることはなかった。前日に背骨の一つ一つに凍らせて閉

        • トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (9)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの⑧の続きです。 ワタシの人生のトーンを決めていたのは、無意識に流していたBGM。振り返ると、無意識の持つ力をまざまざと見せつけられます。無意識が認識されて初めて、そのBGMから自分を解放することができるようになります。 *** ●呪縛のBGM● 瞑想中に出て来たことや、その前の日に涙が止まらなくなったことを書いておこうと思ったワタシは、まず最初にワークショップでのことを書き始めた。ワークをした後に書いたものについて、こんな風に書い

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        • トラウマの癒し
          12本

        記事

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (8)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの⑦の続きです。 瞑想の中で、自分が心から望んでいることの持つ意味を知ります。 *** ●不機嫌だったワタシの望み● ワタシにとって瞑想は、朝シャワーを浴びて心や身体の内部や、自分から発せられているエネルギーなど目に見えないところを洗い流してリフレッシュ、そして整えるようなもの。何日かやらないでいると垢が溜まってきているように感じたり、エネルギーがクリアでないように感じたりして気持ちが悪い。そして中心からブレてくるのが分かる。それく

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (8)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (7)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの⑥の続きです。 止まらない涙。思考で気持ちを煽ることも、込み上げてくるものに抗うこともなく、とことん自分に付き合い、ただ泣き続けるワタシ。泣きながら、自分が誇らしく思えてきます。 *** ●背骨にしまい込んでいた涙● 溢れ出る涙と言葉に突き動かされて母に電話をしようと思った時、ひどく喉が乾いていることに気づいた。水のボトルを取りにキッチンに行くと、カレが来た。出かけて来ると言われ、「そう、わかった。」と普通に返事をしている自分がい

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (7)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (6)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの⑤の続きです。 解かれ始めた封印、そこから出て来るものに抵抗せず、ただひたすらに感じていくワタシです。まるで井戸を掘り当てたように、深いところから湧き出る涙を流しながら。 *** ●信じたのに● 朝目覚めると、胸に感じていた重苦しさが全身をすっぽり覆っていた。オーラを見える人がその時のワタシを見たら、淀んだ鉛色のオーラが見えたかもしれない。ワタシはこういう時、無理に気持ちを切り替えようとはしない。何か理由があってそういう気持ちにな

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (6)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (5)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの④の続きです。 その夜、早速何かが外に表れ始めました。満月と新月の時期に深いとろこに光が当たることにある時気づいたワタシは、今回もその影響はあると感じてしっかり見つめようと思います。 *** ●新月のタイミング● ワークショップでは、もう一つ身体を使ってから書くというワークをした。とても面白い経験ができたので、このことについてもいつか書こうと思う。 ワークショプに参加したのは2018年6月10日の日曜日。6月13日の新月(イタリ

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (5)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (4)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの③の続きです。 身体から出て来た記憶を声に出して読んだ時、奇妙な感覚を持ちました。想像すらできていなかった記憶は、ワタシの胸に響きます。 *** ●声そして涙● 発表の順番が回ってきて、ワタシはまず「トラウマの癒し:身体に封印されていたもの①」で書いた、ワークで身体の記憶を感じていた時のことを手短に話した。それから、詩のような作品となって現れたワタシの身体に記されていた光景を読み始める。 普段は人前で話すことにあまり緊張しないワ

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (4)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (3)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの②の続きです。 形になったあの日の記憶をワタシは自分から生まれた作品として気に入ります。封印された記憶がもたらす感覚についても書いています。 *** ●Nothing● Nothing、その一言から感覚的なものを伴って身体に記されていた光景が、まるで詩のような形になって、ワタシの前に現れた。そのことに驚いた。 文法を気にすることもなく、読む人のことを考えるでもなく、伝えることを意識するでもなく、身体から出て来るものをただ書き記し

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (3)

          あの日(トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2) 朗読 - 日本語版)

          (日本語版)「トラウマの癒し:身体に封印されていたもの②」に書いた身体から感じ取った記憶を朗読したものです。 小学3、4年生の時の担任の先生は声に出して読むのが上手だからとワタシに「読み博士」の称号を与えてくれました。ワタシ自身、朗読をするのがとても好きでした。今回こうして朗読してみてやっぱり好きだな♪って。 音読して録音する作業がとても楽しかったです。 好きなことはこれからもやって行こうと思います。

          あの日(トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2) 朗読 - 日本語版)

          あの日(トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2) 朗読 - 日本語版)

          That Day(トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2) 朗読 - 英語版)

          (英語版)「トラウマの癒し:身体に封印されていたもの②」に書いた身体から感じ取った記憶を朗読したものです。 小学3、4年生の時の担任の先生は声に出して読むのが上手だからとワタシに「読み博士」の称号を与えてくれました。ワタシ自身、朗読をするのがとても好きでした。今回こうして朗読してみてやっぱり好きだな♪って。 音読して録音する作業がとても楽しかったです。 好きなことはこれからもやって行こうと思います。

          That Day(トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2) 朗読 - 英語版)

          That Day(トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2) 朗読 - 英語版)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの①の続きです。 直感的に出席したワークショップで、ワタシの身体に刻み込まれていた記憶が言葉に変換されます。 *** ●あの日● Unlocking stories from the body (身体から物語を解き放つ)という英語でのワークショップで、身体から感じ取った記憶をノートに書き始めた。取り立てて何も思い出せなかったワタシが最初に書いた言葉は、 nothing 言葉はスルスルと続いて、ワタシは時々ただじっと身体に耳を傾け

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (2)

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (1)

          先日ワタシが通り抜けたトラウマの癒しの過程です。ヘビーな内容も含まれますが、どなたかのお役に立てば幸いです。 *** ●きっかけはワークショップ● ワタシが現在住んでいるフィレンツェで参加した、Unlocking stories from the body(身体から物語を解き放つ)という英語でのワークショップ。 これに参加したことでワタシは、随分と長い間封印されていた扉を開けることになった。全く思いもよらなかったこと。でもきっと気づいていなかっただけで、ワタシの意識が届

          トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (1)