【バイアス×心理学】
認知バイアスについて聞かれることが多く
わかりやすく説明します。
認知バイアスは、誰にでも起こってしまう現象で
大人でも、子供でも、偉い人でも、
仲の良い友達でも関係なく誰でも起こります。
前回のセミナーのテーマ
セーラムの魔女裁判で起こっていた
認知バイアスの例えです。
【①内集団バイアスとバンドワゴン効果】
例えるなら
Aさんが自分の使っているある商品を売ろうとします。
すごく仲良い友達Bさんに、あの商品すごくいいんだよねといいます。
友達Bさんはその商品を知らないけど、Aさんがすごくいいって言ってるからいいらしいよ。と友達Cさんに言います。
友達Cさんは、その商品を知らないけど、AさんBさんがいいって言っているから良いに違いないと信じて、友達Dさんにあの商品すごく良いんだってと言います。
友達Dさんは、その商品を知らないけど
みんなが言っているんだから良いはずだと
信じていき、みんなにこの商品買ったほうがいいよ。と言いだします。
こうして、さらに周りの人が、知らない商品でも
良いものだという印象になっていきます。
商品を本当に知っているのはAさんだけです。
それ以外の人は商品を、見たこともなく中身を知らないもので好きか嫌いかもわかりません。
ですが、それを良いものだと信じていく現象が起きます。
これが内集団バイアスです。
セーラムの魔女裁判の場合は、この内集団バイアスにより無実の人まで証拠がなくても告発され処刑されたと言われてます。
SNSで拡散された情報に根拠がなくても、人に拡散し、またそれを信じはじめてしまうのがこのバイアスの特徴です。
なので中身を実際に見て、知ってから判断する
大切ですね。
このようにいろんなバイアスをわかりやすく説明してます。次は、確証バイアスの説明も投稿します。