ここのヒソカの新解釈 【HUNTER×HUNTER 考察】
ここのヒソカの表情、多くの考察では
「マチの発言でヒソカが共闘に気づいた」シーンとされてます
しかし、ある考察記事によると
「ここ↓で共闘に気づいてブチキレたのでは?」という考察があって、なるほど確かにと思いました
とするならば、ここのヒソカの表情は何を表しているのでしょうか?
以下、寸劇(仮説)です
「くくく……くくくくくくくく♪
(死体を破壊しなかったということはボクの復活はクロロにも想定外だったみたいだね…♤)
(さぁ第2ラウンド開始…!!共闘?望むところだよ♡ 死後の念でパワーアップしてるからね)
(…とはいえ…まさかここまで追い詰められるとはね♧)」
「ま これに懲りたら
“今度”からは(また今度な?“今”お前と戦うつもりはない)
戦う相手と場所は選ぶことだね(共闘されたら敵わないってわかっただろ?遊び相手は他を探したらどうだ?)」
「……は?」
タイマンの約束どころか
「死ぬまでやろう」
という約束すら破られて唖然としたのではないか?
怒りを通り越して逆に冷静になってしまったヒソカは
「ふ〜〜〜ん……じゃあこっちから手足をもぎ取っていこうかな…♡」と決意した
【追記】
だから「“今から”遭った瞬間“死ぬまでやるぞ”」という怒りのメッセージをマチに伝えさせた
それをマチは察したから「じゃあアタシが“今”死ぬまでやってやるよ!」と返答したわけです
……という仮説です
以下は根拠
マチ(団員)が去ろうとしたという事は、今回の共闘は
シャルコルトピとだけのヒソカ抹殺計画だったと思われます
であれば、ヒソカが復活した時点で
即座に第2ラウンドが始まることをマチは分かってたはずです
しかしマチは「今度からは」と悠長なことを言い出しました
今すぐ第2ラウンドは起きないと思ってます、何故?
団長はヒソカを抹殺するつもりなど無いことを知ってたからでは?
タイマンどころか、死ぬまでやろうすら嘘だったと言うことに
マチの発言で気づいたのではないか
よくよく考えれば「死ぬまでやろう」はおかしいのです
蜘蛛とは「志望者が在団員を殺すことでメンバー交代する」
「鎖野郎すら仲間に引き入れようとする」異常集団です
あれだけ拒絶反応を示してるゴンすら強引に仲間に入れようとしてきました
(あの時点で)たかがストーカーでしかない、むしろ除念に貢献したヒソカを
蜘蛛のリーダーとして抹殺する筋合いがないのです
私事(タイマンの約束)を捨てて共闘で嵌めたということは
私情(ストーカーうざい)も捨ててヒソカを評価しているはずなのです
蜘蛛のリーダーとして、有能な人材であるヒソカが
「生きて蜘蛛に戻る」余地をギリギリ残していたのではないか?
「生きてても死んでてもどっちでもOK」だから一応確認をしにいけ、と
団長本人ではなく手下(シャルコルトピ)を向かわせたのではないか
だからヒソカの死体を破壊しなかったのではないか
当時、この流れにはかなりツッコミが入りました
「確実にトドメ(死体破壊)刺さなかったクロロ迂闊すぎんだろww」みたいな
違うのです、強くて有能な奴はギリギリまで入団(生き残る)チャンスを
与えるのが蜘蛛の掟だから殺せなかったのです
抹殺対象かつ、サン&ムーン(死後の念)を知ってるクロロが死体破壊を命じないわけがないと思うのです
つまり、ヒソカは
クロロにすごく舐められたのです
だから絶対に許さないとなった
よくよく考えてみると
共闘(リンチ)にヒソカがそこまでブチキレるでしょうか?
約束破りに一時怒るとしても、戦闘狂のヒソカにとっては
一度にたくさんのオモチャと遊べるチャンスでもあります
船内においても、変装して1人ずつ奇襲していくスタイルかと思いきや
堂々と表を歩いてますし、複数相手でも一向に構わんって感じです
なんなら今から全員と遊んであげるよ♡ってノリだったのに
マチの「今度の戦いからは〜」の悠長な発言を聞いて
クロロに手心を加えられて生かされた事に気づいた
……こっちの方が
ヒソカの性格的にブチキレそうな気がしませんか?
……以上です
ところどころ穴がありそうですが
それなりに辻褄は合ってるんじゃないかなーと
【珍説オマケ】
私は「マチの念糸縫合の制約はお金を貰うこと」という説を唱えてて(過去記事参照)
(マチ・コマネチはマネー・カネモチのアナグラムだ!とか笑)
で、マチがヒソカから前金を貰っている説を前提にすると
マチの「今度の戦いからは」ってセリフにヒソカはピーン!ときた
「今度(蜘蛛)の戦いでボク死んだらマチにエンバーミングしてもらえるかも?」
「前金貰ったのに縫わなきゃ誓約破りになって能力消失しちゃうもんね?♧」
「よし!じゃあ縫わなくていいよ!自分で治すから!前金はそのまま預けておくね♤」
「じゃあボクが死ぬ時まで生かしとくね!バイバーイ♡」
……という珍説でした