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ボークセンの「役割」とは?「器官」とは?【HUNTER×HUNTER 考察】
結論から…
モレナのサイキンオセンは「細菌の繁殖」を担っている
ボークセンに求められるのは「細菌の進化(変異)」である
現実世界の細菌汚染でも
死んだ細菌を他の細菌が取り込み、細菌同士が接触(遺伝子交換)することで
耐性(スキル)を獲得して進化していく
世代交代するたびに菌が環境に適応していく
ボークセンに求められる役割(能力)とは
“仲間から念能力を一時的に預かり
モレナにキス(遺伝子交換)することで
能力の一部を菌に受け継がせる能力を発現させること”
これにより例えば、ペリゴルの自己治癒能力が全員に付与される
もちろんメイン能力はそのままに
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これで「メンバーゼロ」は前世代よりも進化した菌をバラ撒くことができる
それができるのは、全系統のハイブリッドかつ
能力の“貸し借り”を可能にする特質系しかありえない
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モレナを『脳』として、『胃腸』はトト姉妹、『血管』はトレベレム&ボコンテなど
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これら全ての器官を繋げて、アビリティスキルの橋渡しする
エイ=イ組の 『脊髄(中継役)』 として
ボークセン(特質系能力者)が必要なのである
これが『器官』の正体である
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蝿と人間が遺伝子レベルで合体してしまう映画
つまり能力者と能力者の合体
これにより、単なる感染拡大ではなく
仲間が増えるたびに、世代交代するたびに
仲間の形質(スキル)を受け継いで菌がパワーアップしていく
人類滅亡も現実的な視野に入ってくる
能力名はおそらく
“ノー・ウォー・イン・ザ・フィーチャー”(最終兵器彼女)
(「ノー・ウォー・イン・ザ・フィーチャー」(未来に戦争はない)
冨樫先生が好きな日向坂46の、戦争と平和を叫ぶ歌
「最終兵器彼女」…普通の女の子がある日突然、最終兵器に改造されてしまう
高橋しんによる恋愛漫画)
モレナ達に最終兵器にされながらも、自身の平和を取り戻すためにあがく
ボークセンの立場を表した能力名
……という説です
まず、細菌の感染や進化についてGPTにいろいろ聞いてみました
(ここは別に読まなくてもいいです)
1. 形質転換 (Transformation)
形質転換は、細菌が環境中に存在する他の細菌のDNAを取り込み、それを自分のゲノムに組み込むプロセスです。
• 過程:
1. 死んだ細菌が分解され、DNA断片が環境中に放出される。
2. 生きている細菌がそのDNAを取り込み、自身のゲノムに組み込む。
3. 組み込まれた遺伝子が機能する場合、新しい性質が発現する。
2. 接合 (Conjugation)
接合は、細菌同士が直接接触し、遺伝子を交換する仕組みです。これはプラスミド(細菌内で独立して複製可能な小型DNA分子)を介して行われます。
• 過程:
1. ドナー細菌が**性線毛(ピリス)**と呼ばれる構造を伸ばし、受け手細菌に接触。
2. ドナーのプラスミドDNAが複製され、一方のコピーが受け手細菌に送られる。
3. 受け手細菌内でプラスミドが独立して機能を開始する。
• 接合は同種の細菌間だけでなく、異なる種や属の細菌間でも起こる可能性があります。
色々ややこしいですが、要するに細菌は
「相手を喰ったり交わったりすると、その形質(スキル)を交換できる」
ということ
それで新たな耐性を得て、環境に適応しようとするわけですね
だからコロナ騒動でいつも変異だ何だと騒いでたわけです
これはまさしく
「他人の能力を吸収して、自分のモノにしたり誰かに与えたりできる」
特質系のクロロやクラピカ、パクノダのメモリーボムと同じ性質ではないですか
ならばボークセンに求められるのも同じ役割ではないでしょうか
人類滅亡までに出会う、あらゆるタイプの敵に対応するために
仲間のアビリティを剥がしたり、与えたり、細かく振り分けたりして
パーティ全体のステータス調整を行ってくれ、ということです
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具体的には、仲間から念能力を吸い出した後
モレナ(親)にキスをして「菌」にそのアビリティを付与する…という流れです
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ペリゴルが「自重しろ」と言われてたのは
ペリゴルの自己治癒能力が、メンバーの誰に付与しても役に立つ
メインスキルの邪魔をしない、優秀なサブアビリティだからです
逆に言えば、個性的すぎる能力は汎用性が低く
逆効果になる恐れがあるから「器官」には選ばれないわけです
(例えばヨコタニの迎撃無敵型スキルは、奇襲戦法のルイーニーと相性が悪すぎます)
つまり「器官」とは、
「外に出ずに内部で仲間達にスキルを配るだけの存在」になること
その配布を可能にするのがボークセン(特質系能力者)なのではないか
ただ、100%継承は流石に強すぎるので
本体(ペリゴル)の治癒能力の3分の1しか継承できないみたいな制約はあると思います
ペリゴル1人分のオーラを切り分けて配る、というシステムかもしれません
そしてここから更に想像に寄りますが、能力の発動条件は
「仲間が死んだ時」か「仲間が絶状態になった時」かと思います
①戦闘で殺られた仲間は、死後の念を利用してボークセンに能力を譲渡する
②ペリゴルなど“器官”は「本人が絶(仮死)状態になる」代わりに譲渡する
これならマトベールの「着替えるのメンドイし(戦う必要がない)」発言と辻褄が合います
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外に出て戦わない代わりに「アビリティ」としてエイ=イ組に組み込まれるわけです
ソシャゲでキャラクターを別のキャラクターに喰わせて強化するのと同じですね
仲間が増えれば増えるほど、それを食らえば食らうほど
生物濃縮するかのようにモレナの菌はパワーアップしていく
そのモレナとボークセンのコンビネーションを
独立した“メンバーゼロ”達が真似したらどうなるでしょうか?
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人類滅亡も夢ではありませんね…
…以上です
特質系の時点でなんとなく「仲間内でスキル回す感じ」の能力である
…ということは読者も勘付いてたと思いますが、そこから具体的に詰めてみました
(最初は処理場の“肉”を治癒で合体させるとか考えてた笑)
メタ的な話をすると、ボークセンは人を殺したくないはずですから
あくまで「能力の管理」つまり「管理職」としてモレナに協力するだけ
という流れでモレナと組むことになるかもしれません
ただ、それでも関節的に人を殺すことに違いないので
そこの葛藤をどうするのか気になりますね
それともボークセンは逃げ切って、別の誰かが「脊髄」になるのかもしれません
読めません、次回が楽しみですね
ちなみに能力名は本気で当てるつもりありません笑
当たるわけありません、ノリです笑