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【408話】自説との答え合わせ【HUNTER×HUNTER 考察】

最新話ネタバレ注意です(週刊少年ジャンプ2024年52号より画像抜粋)

モレナが急激に可愛くなった回でしたね!笑、さて
最新話(408話)で判明した事実で、過去の記事と答え合わせをしていきます

【自分の予想】

① 第3の罠とは『ゲームから離脱できてもアジトから離脱できないこと』である

② Xカードは『ゲームから離脱する権利』でしかない
 ゲームが終わったら『ゲーム外』で監禁なり再戦なりで脅して
 ボークセンから『仲間になります』と言わせるための罠である

③ いざとなれば拉致した時と同じように記憶を消すつもりである

④ モレナかヨコタニの法律(制約)によりボークセンに危害を加えることはできない

…という予想を立てましたが…

(週刊少年ジャンプ2024年52号366p)

『ボークセンがそう考えていた』という意味では、当たってたようです

NOが「秘密を知られたまま帰すわけにはいかないから殺す」ならば
Xも「秘密を知られたままではマズイからゲーム外で貴方を何とかするわね♡」
という意味だろうと
だからボークセンはゲームそのものが全部罠(イカサマ)だ!と考えた

ここまでは自分の読み通りで「やったぁぁー!」と思いました……

しかしその直後

ボーク(ちーどる)「え……?」
(週刊少年ジャンプ2024年52号367p)

なんと、自分とボークセンが予想していた
「ゲーム外で脅しを仕掛ける」「記憶を消して無かったことにする」なんてチートはしない
Xカードは『モレナ達とできるだけ無関係になる』という真の生還カードだったのです

モレナの制約は『ゲーム内』だけでなく『ゲーム外』にまで及ぶものだった

交渉『ゲーム』だから、『ゲームの外に罠がある』というミスリード狙いに引っかかり
一般人を殺戮するクズの親玉がフェアネス精神を持ってるがわけないという先入観に嵌って
モレナ自身の『覚悟』(制約と誓約)を見誤ったのです

カキンへの復讐はともかく
クズ(無差別殺人鬼)であることは確かだから余計に勘違いした
(週刊少年ジャンプ2024年52号362p)

…この凄さが分かるでしょうか?

つまり冨樫先生は
“読者はボークセンのように考えるだろう”と“完全に読み切ったうえで”
それを上回るカード(答え)を伏せていたのです


『お互いのリスク』について

【自分の予想】

・オウ経由でノブナガ達が迫ってきていることをモレナは知っている
・ノブナガ達と戦闘になればゲームが中断してしまい
 モレナは適合者(ドナー)を逃し、ボークセンは証拠隠滅のため殺される
 だから時間が経つほどお互いにリスクが高まる

…という予想を立てましたが

ねんじゃね?って笑
(週刊少年ジャンプ2024年52号361p)

『もっと良い候補が見つかったら貴方は用済みになるわよ?』

…という意味でのリスクでした…笑、いやー外れちゃいましたねー…

だがちょっと待ってほしい

なぜか、モレナ側のリスクが語られてません

ス…(ハイハイこの話は終わりね)
→さっさと話を切り上げたいような仕草…?
(週刊少年ジャンプ2024年52号362p)

候補者が沢山いるって話なら、モレナ側はリスクどころかメリットですし
「貴方のリスク」が高くなる話だと明確に切り分けています
「お互いのリスク」の話どこにいった?

実はここの違和感、これから↓後述する話と繋がってきます


(週刊少年ジャンプ2024年52号369p)

来たか…?
『プロペラシャフト浸水』説…!!笑

【自分の予想】は
・オウ(モレナ工作員)がBW号のプロペラを破壊して浸水させるつもりである
・シャフト機関部の真上にシャ=アの事務所があるからである
・エイ=イが下水処理場とズブズブならば機関部の職員ともズブズブのはずである

…という仮説を立てましたが

モレナの表情が呆けていますので「計画通り」って感じはないんですよねー

ですが1つの仮説は立てれます

オウがノブナガ達を止めるため独断で計画(ジョーカー)を前倒しにした
だからモレナは「あら…?予定より早いわね…?」という表情をしている

こう考えることもできなくはありません笑

さっきモレナが自分のリスクを語らずにさっさと次に行こうとしたのは
「計画(ジョーカー)により浸水が始まること」を聞かれたくなかったから?
言わずもがな浸水はモレナ達にとっても『時間が経つほどリスキー』ですから

やはり(ス…)とわざわざ描いたのが引っかかる

ただ、もちろん
クロロが一層に上がるために何かをやった可能性
ハルケンブルグの次の一手の可能性、センリツ達の暗殺計画と
様々な思惑と重なるのが12日の船内ですのでまったく予想はつきません


そして試合の展開予想

(週刊少年ジャンプ2024年52号352p)

「目的と能力カードを避けて腹をさぐる」という説はハズレてました笑
このゲーム自体がイカサマだという前提に立っての仮説だったので
(殺されるのが確定するからモレナから機密情報を聞くわけにはいかない)

しかし「ボークセンが(表向き)仲間にならず小さなお願い(キス)で菌だけ貰って帰る」
可能性は逆に高まった気がします、このまま何事もなくサイナラは無いだろうし
仲間になれなかった時の次善策(ツェリの監視)を用意してると考えるのが自然だと思います


特質系の秘密について

【自分の仮説】は
・特質系は「分解」の性質をもっており、ゆえに「分析癖」を持っている
・具現化+操作系のハイブリッドタイプである(だから隣り合っている)
・微生物や有機物を具現化し、操作(活動)させることで
 他の系統より幅広い現象を起こせる


…という説でしたが

(週刊少年ジャンプ2024年52号353p)

ボークセンの分析能力の高さを見れば一目瞭然ですね
クロロ、クラピカ、パクノダ同様、明らかに「分析癖」を意識して描かれてます

ですが…

(週刊少年ジャンプ2024年52号361p)

まさか具現化と操作どころか、全系統のハイブリッドだとは…!
クロロも強化系「ビッグバンインパクト」等をブチかませるということ?
つまり、強化系を習得するのが苦手なのではなく
特質系で強化系スキルを作ろうとする変人はいないって話でしょうね
(※それがジンでは?という説がコメント欄に寄せられました、かなり有力説だと思います)


そして珍説…
『Xにボークセン×モレナの百合イラストが大量発生する』
説ですが…

キマシ
(週刊少年ジャンプ2024年52号358p)

珍説から有力説になりましたね…!

2人の描き方がどんどん露骨に、可愛くなっていってます笑

これは手取り足取り教えるフラグですねー
(週刊少年ジャンプ2024年52号362p)

Xの絵師の皆さん…よろしく頼みましたぞ…!笑


…以上です

モレナの解像度が上がったことでまた様々な仮説が生まれそうです

国の均衡(バランス)とやらが下を圧し潰すだけの漬物石に過ぎないこと
それを糞溜めと評するモレナの怒りは分かりますし(だから人類滅亡はハァ?だけど笑)
そんな深刻な非日常(カオス)に巻き込まれず人生を緩く生きていきたい
ボークセンの気持ちも痛いほどよく分かります
この2人は今の日本人の心境をよく表してると思いますね

また気づいた事があれば更新したいと思います

時代はボーモレ!


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