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医師へうまく伝えられない!を解消していく秘訣
ガンや長期治療が必要な病気、または風邪などで病院にかかるときは、医師とのコミュニケーションは大切になります。しかし、痛みや不安、調子のよくない時に受診をすると、医師を目の前に頭が真っ白になり、うまく言葉が出てこないという経験をすることもあるのではないでしょうか?
実際、医師の質問にしっかり答えなくては!となるばかりで、「自分の聞きたかったことを聞けなかった、、、」m「あの答え方で合っていたのだろうか?」ということは、誰にでもあることです。
今日は、医師へうまく伝えられない!を解消していく秘訣を3つお伝えしますね。
① 上手く伝えようとする必要はない
まずはじめに、完璧に伝えようとする必要はないということです。
医師は日々、患者さんと接しています。さまざまな症状や感情に対応することも積み重ねてきています。だからご自分の気持ちや症状を完璧に言葉にできなくても大丈夫です。
必要に応じて医師が質問を重ねていきます(医師も必要なことは聴きたいので)。まずは医師を前にしてもも自分のペースで大丈夫なので、できる範囲で伝えてみてくださいね。
*医師が診察時に全然目を見てくれない!ということもありますが、カルテを見ながら、患者さんのお話を聴きながら、頭の中はパズルをつなげていくように疾患・症状・治療法・薬の選別等々考えていることが多々です。
機嫌が悪いのではなく、考えているだけ。ということも多いので安心してくださいね。
それでも何だか気になるな、という時は、看護師や受付にお声かけ頂いても大丈夫ですし、大きな病院だと意見箱などがあるのでお声を書いてください。
② メモで事前準備
頭が混乱している時でも、メモを見ながら話すことで、話しやすくなることがありますよね。特に定期的に通っていて、痛みなどの何かしらのコントロールなどが必要になってきた場合は、事前に準備しておく方が確実に伝わります。
以下のようなポイントをメモしてみてください。
✅痛みや不調の具体的な箇所や状況
・どこが、いつから、どんな時に、どんな風に、気になる症状は出るのか?など具体的に
✅その気になる症状により日常生活で困っていること
・どんな変化や困っていることは何か、どんな時に感じるのか(困るのか)など
・どうしてほしいか、どうなりたいか、ご自身の希望を伝えて大丈夫です
✅薬や食事、日常に関する質問
・お薬の場合は、薬剤名またはいつ飲んでる薬か?何が気になるのか、不安なのか、など
・お食事や日常に関することも、何を知りたいのか?を具体的にすると◎
文章は箇条書きでOK。
丁寧に書こうとすると疲れてしまいますので、箇条書きで書き出してみてください。それを医師に見せても大丈夫ですし、見ながら話しても問題ありません。ご自分のお身体の状態を観察する意味も兼ねて、次回受診時から準備してみるのはどうでしょうか。
③ もっと力を抜いて話して大丈夫
緊張しすぎると言葉が詰まってしまったり、要点を伝えるのが難しくなりますよね。質問されていることに答えるので精一杯!なんてことも起こりやすくなります。
医師はあなたの状態を知り、それに合うことを探していきたいので(看護師も同様です^^)、自然体で話して頂けるとうれしいです。
とはいえ、急には無理だよ~という場合は、こちらを試して頂くと自律神経がリラックスして身体と心の緊張が和らぎます。
①ゆっくり吐いて吸ってを繰り返す
②左の胸辺りをトントントン…と優しくたたく(小さな子を寝かしつけるイメージで)
③思わずフフフっと笑ってしまうようなことを思い出す、または目に見える物を持っておく。
例えば、スマホに写真などをいれたりするのもいいですし、好きな香りがあればその匂いのするハンカチをバックに入れておく、などもいいですよね。
(ただし、病院内ですと匂いの場合は具合の悪くなる方いますので、アロマなら1滴2滴くらい・・など、いつもの半分くらいでご準備くださいね)
まとめ
受診や治療中は、医師とのコミュニケーションは緊張することもありますが、上手に伝える必要はありません。メモを使って事前に準備し、もっと力を抜いて話して頂いて大丈夫です。
そして、あなたの気持ちや症状を理解し、最善の治療を提案・提供する医師のサポートとそれを選んだご自分のことを信じてくださいね。
あなたが安心してこれからの受診や治療が進んでいきますように。
それでもやはり話せない、言葉にするのが苦手・・・という場合は、こちらでお話を伺います。一度第三者に話してみることで、これからの医師への伝え方に加え、ご自分の気持ちとの付き合い方などもわかってくる可能性があります。ご活用くださいね^^
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*こちらでは、診断や治療方針・使用薬剤の決定などは致しません。
患者さんとご家族が心穏やかになる かかりつけカウンセラー
岡田聡子