ハートフラワー

書く人。取材・教育ライター。公教育を応援。2児の母。「『塾なし』高校受験のススメ」(プレジデント社)著者。わたしの好きは、料理、ワイン、日本酒、家族団らん、器、旅、文鳥、書く、食べる、笑う。週にせめて1回、仕事のことや日々のエッセイを更新するnoteにしたい(でもできていない)

ハートフラワー

書く人。取材・教育ライター。公教育を応援。2児の母。「『塾なし』高校受験のススメ」(プレジデント社)著者。わたしの好きは、料理、ワイン、日本酒、家族団らん、器、旅、文鳥、書く、食べる、笑う。週にせめて1回、仕事のことや日々のエッセイを更新するnoteにしたい(でもできていない)

最近の記事

春から中学生、勉強はどう準備すべきかという話

子どもが進学や進級を控えていると、新生活や学習に不安はつきものです。今回は春から中学生になる新中1生が、どんな準備をすれば中学校生活をスムーズに始められるのか、書いてみようと思います。※私はこの本の筆者です。 進学はわくわくと同時に負担も 小学校から中学校へ、子どもたちは学びの環境が大きく変化するという初めての体験をします。通学や授業時間の物理的な変化、教科担任の制度、新しい先生、友人関係など、今までとは違う学校生活に、緊張やストレスを感じやすいでしょう。 そういった状

    • 進級前の塾選び、の前に考えるべきことはある?

      受験シーズン真っ只中、ということは、進級前に塾探しを始めるご家庭が増える時期ですね。今回は、塾探しの前に、実は考えることがあるんじゃないか、という話です。 中学受験は主流とはいえない 文部科学省の調査結果によると、東京都の中学生の25%は国立・私立中学生。中学受験にチャレンジする子どもは増えていますが、私立中学生が一番多い東京でも75%の中学生は公立中学校に通っている現状です。 もちろん大都市圏でない地方の場合、私立に通う中学生の割合は10%以下の自治体がほとんどです。

      • 「勉強は何のためにするのか」という話

        「もう勉強したくない!」「なぜ勉強しなければならないの?」もし、子どもにこう言われたり、聞かれたら何と答えますか? 勉強が苦手な子、学校が嫌いな子、もっと遊びたいとき、受験勉強に苦しい時期など、子どもはこんな質問をぶつけてくるかもしれません。 いい大学に行くため?成績のため?将来のため? 表面的には合っているのかもしれませんが、私が子どもに伝えたい答えかと言われたら、どれもあまりピンときません。 「なぜ勉強するのか」に答えるのは簡単ではありませんよね。 だからこそ、親と

        • 新刊「『塾なし』高校受験のススメ」、初めて本を出版しました!

          私が書いた初めての出版本「『塾なし』高校受験のススメ」が、プレジデント社から2021年12月18日に発売されました。長男の高校受験を「塾なし」でチャレンジし、第一志望校に合格した体験に基づく「塾なし」高校受験のマニュアル的な一冊です。 中学生の多くが塾に通う現在、塾なし受験はマイノリティーですが、塾なしでも志望校を目指せることを伝えられたらと考え、出版に至りました。 「『塾なし』高校受験のススメ」 https://www.amazon.co.jp/dp/483342443

          晴れとエスカルゴと犬のフン

          フランス、25年前。 1996年夏、モンペリエ(晴れ) 南仏プロヴァンスに近いモンペリエは、中世からの学園都市。パリのリヨン駅から高速列車TGV乗ること3時間30分、大学のある街だ。TGVの最高時速は300キロ以上、いわゆる日本の新幹線。花の都パリとフランスの各地方都市を結ぶ国内路線と、当時はなかったベルギーやドイツ、イタリア、スペインを結ぶ国際路線がある。 携帯電話が普及していなかった時代。私は、地図を片手に公衆電話を探していた。重厚な石造りの建物が並ぶ、恐らくは目抜き

          晴れとエスカルゴと犬のフン

          囲む料理(3)うちごはん~ちゃぶ台で過ごすおいしい時間~

          ニワトリが先かタマゴが先か的な話ですが、食いしん坊なので料理好きです。いや、料理が好きで食いしん坊です。4人家族のうちのごはんがちゃぶ台の上に並んで、「あっ、これいいな」と思ったときの気まぐれ投稿です。 市場でせいろを買いました。 大きなせいろを使う蒸し料理は、ちょっとした憧れだったから。 外食は楽しいけれど、4人家族ではそうそう出かけられない。 そこで、家族で囲む食卓は、おいしさと楽しさの両立を考えている。 料理は味と同じくらい、見た目が大切。 とはいえ、日々の家庭料理

          囲む料理(3)うちごはん~ちゃぶ台で過ごすおいしい時間~

          囲む料理(2)うちごはん~ちゃぶ台で過ごすおいしい時間~

          緑の土鍋が大活躍した季節が終わろうとしている。 水炊き、寄せ鍋、豚しゃぶ、鶏団子、カニ鍋、牡蠣土手鍋、湯豆腐、 手羽元鶏白湯、白菜と豚バラ中華鍋「ピエンロー」...  この冬、我が家の鍋ラインナップ。 家族が風邪をひかないのは、よく鍋を食べているからだと思う。 変化する具材、野菜たっぷり、おいしい。体温まる、〆る、手間なし。 鍋は、仕事と家事・子育てをする母にとってお助けメニューだ。 忙しい日々の時間節約。一家団らん、鍋を囲み楽しく食べられる。 栄養バランスもいい。家族の

          囲む料理(2)うちごはん~ちゃぶ台で過ごすおいしい時間~

          春、黄色い花に思う「幸せとは?」

          春が近いと黄色い花が咲き始める。 黄色から咲くのは「昆虫が見つけやすいから」 と、植物研究者に教えられた。 足元を探すと幸せが見つかる。 地面から顔を出す『福寿草』 夏、光合成で栄養を蓄え、越冬する。 そして、春を告げる。 気をつけて、根っこには毒。 力強く咲くために。 Spring is coming. 生の営みを、小さな黄色い草花に感じる。 共生する、根を張る、繰り返す先にある幸せ。 足元を探してみて。 幸せが見つかるかも。

          春、黄色い花に思う「幸せとは?」

          囲む料理(1)うちごはん~ちゃぶ台で過ごすおいしい時間~

          秋風を感じるとムズムズして作りたくなる「おでん」 休日や家ごもりで原稿を書く日は、朝からコトコト煮る。 ダシを取り、具材を時間差で煮るだけ。(下茹ではサボらない) 今回は、大根、コンニャク、卵、がんも、厚揚げ、餅巾着、 さつまあげ、牛スジ、ちくわ、うず玉天。 一番人気は絶対の「大根」、次点は家族でバラバラ。 作る度に具材を変えるが、ちくわぶとはんぺんは入れない。 それぞれに家庭のルールがあるはず、きっと。 夫の実家の「夏・冷やしおでん」 斬新さに最初驚いたが、おいしかっ

          囲む料理(1)うちごはん~ちゃぶ台で過ごすおいしい時間~