気沈丹田 心静用意
太極拳
「気沈丹田 心静用意」(チーチェンダンティエン シンチンヨンイー):気を丹田に集中させ、心を静めて(力ではなく)意識を伴って表現する。
『太極拳の稽古で最も大切なものは「気」、体内を流れる、目に見えない生命エネルギーのことです。
日常会話でも「元気」「病気」「気力」などど使いますが、東洋医学では、気の流れが滞ると病気になるので、健康の為には、気を養い、活発にさせ、体の隅々まで行き渡らせることが必要だと考えます。
「気沈丹田」とは、気を丹田(へその下3cm位のところ)に集中させると言う意味です。それが気を養う方法であり、精神を集中させるコツでもあるのです。
気が集中してきたら、心を静めて、意を用います。意を用いるとは、力で表現するのではなく、意識を伴って表現すると言う意味です。
太極拳は、体・心・呼吸の3者が揃って始めて効果があるのですから、心を静めて、動作に意識を向けて行わなければなりません。』
物理的にも精神的にもよい気が流れる空間
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