ブログ初心者が知っておきたいYMYLに該当するジャンルとは?
こころと申します。@kokoro_blog_
以後、お見知りおきくださいませ。
このノートでは、YMYLに該当するジャンルについてのお話しを、お届けしたいと思います。
以下に該当する方は、ぜひ目を通してみてください。
・ブログ、アフィリエイトを始めようと思うが、ジャンルで迷っている
・YMYLってよく聞くけど、何なのかわかっていない
「YMYL」と後で出てくる「E-A-T」というのは、ブログだと1万文字くらいは書かないといけない[重要]な内容です。
ただ、個人的に「情報収集する時は、短文の方が絶対にありがたい」派なので、要点だけで構成しています。
削れる所は削りました。
初心者の方は「インプットに時間を割きすぎて、記事を書く時間がない」なんて事になりがちですので。
以下3点でお話しを進めていきます。
・YMYLとはなんなのか?
・該当するジャンルは?
・E-A-Tとは?
*(Googleが公表している「検索品質評価ガイドライン」(英語)の2019年12月更新のものを参考に制作しています。ノート執筆時(2020.3.14)では最新ですが、今後ガイドラインが更新されるであろう事を理解した上で、参考にしてみてください。)
先に結論を一言でまとめると
「お金とか健康とか、生活や人生に大きく関わってくるジャンルは、高い品質が求められます。特に医療と健康は厳しいです」
というお話しです。
YMYLとは?
YMYLというのは「Your Money or Your Life」の略になります。
ガイドラインの中では
「将来の幸福、健康、経済的安定、安全性に影響を及ぼす可能性があるジャンル」
と説明されています。
簡単に言うと「お金、健康など、生活や人生に大きく関わってくるジャンル」という事ですね。
YMYLに該当するジャンルに関しては「非常に高い品質評価基準がある」と記されています。
要するに
「みんなにとって重要なジャンルだから、価値の薄いサイトは上位に上げてあげないよ!」
と、いうシンプルなお話ですよね。
特に”医療”と”健康”に関連するカテゴリーがめちゃくちゃ厳しいのは、検索結果を見れば一目瞭然です。
病院や製薬会社、謎の社団法人などで見事に埋めつくされていますし、コアアルゴリズムアップデートの度に「順位の変動幅が大きなジャンル」としてよく名前も上がります。
何でそんなに厳しくなったのか?などの背景を知りたい方は”WELQ”とか”健康アップデート”などをググってみてくださいね。
YMYLに該当するジャンル
以下はガイドラインの中で、YMYLとして挙げられているカテゴリーです。
・ニュース
国際的なイベント、ビジネス、政治、科学などの重要なトピックに関するニュースやテクノロジーなど。
(スポーツ、エンターテインメント、日常のライフスタイルは含まれない)
・法律
投票、政府機関、公的機関、社会サービス、法的問題(離婚など)
保護、養子縁組、遺言の作成など・お金
投資、税金、退職後の計画、ローン、銀行に関する財務アドバイスまたは情報、保険(特にオンラインで購入または送金できるウェブページ)
・ショッピング
商品、サービスの調査。または購入に関連する情報またはサービス。
(特にユーザーがオンラインで購入できるウェブページ)
・健康/医療
医療上の問題、薬物、病院、緊急時の準備、方法に関するアドバイスまたは情報。
・特定の集団に言及する情報
人種または民族的出身、宗教、障害、年齢、国籍、退役軍人の地位、性別または性同一性。
・その他
フィットネス、栄養、住宅情報、大学の選択、仕事の探し方
残念な事に、ここに上がっているものが、全てではありません。
このガイドラインの中でも
「大きな決断や人々の生活の重要な側面に関連するトピックは他にもたくさんあります」
と記されていますので。
例えば、医療や健康に関連の高いカテゴリーでは、美容、脱毛、妊娠、育児といったジャンルなども、大きな影響を受けています。
また、以前はガイドラインの医療や健康の項目に「メンタルヘルス」という記載もありました。
現在「メンタルヘルス」で検索すると、1位は厚生労働省のサイトです。
僕的には、医療や健康のジャンルは、もはや個人サイトでどうにか出来るレベルにないと思っていますので、まず避けます。
すでに参入している方は、健康ジャンルに関していうと「医療の分野に抵触しない範囲で書く」「微妙にワードをずらす」「SNSからの流入を獲得する」等、工夫する事で生き残りを目指す事になると思います。
YMYLにジャンルにおいて重要なE-A-Tとは?
YMYLジャンルにおいては、ガイドラインでも示されている、Webサイトの評価基準「E-A-T」がより重要になってくると考えられています。
「E-A-T」とは「専門性・権威性・信頼性」の頭文字をとったものです。
ただし、Googleは、このE-A-Tについての詳細は公表していません。
一般的には以下のように言われています。
・専門性
サイトや記事がその分野に特化しているか?
専門家が書いたと思えるような、詳細で掘り下げた記事が書けているか?
・権威性
〇〇といえば〇〇に聞いとけば間違いない!というようなもの。
知名度やブランドと表現される事もある。よく例に上がるのは「医者」
・信頼性
いかに多くの人に利用されているか
外部リンクやサイテーション(引用・言及)、指名検索など
以前にグーグルのジョン・ミューラー氏が、医療系のE-A-Tに関して
「著者、監修者、サイト全体、コンテンツそのもの、人がサイトを見る時と同じような事で判断している。EATを高めるために技術的な方法は存在しない」
と発言した事があります。
E-A-Tに注目が集まるようになってから、サイテーション等を得るために、SNSに力を注ぐ人も増えました。
単純にSNSからのアクセスは初速を高めますし、いろいろな所で上手に宣伝するのは基本です。
ただ、あくまでそれは手法の1つです。効果があるジャンルも限られます。
特に初心者の方は、個人サイトでコントロールできる部分にまず全力を注ぐべきだと思います。
E-A-Tの中で1番簡単にコントロールできるのは「専門性」です。
・サイトやコンテンツがどれだけその分野に特化しているか
・専門知識を盛り込んで、どれだけ掘り下げたオリジナリティのあるコンテンツを作れるか
突き詰めると、Googleが掲げる「ユーザーファースト」にたどり着きます。
ユーザー目線でサイトを作って、多くの人の目に触れるよう上手に宣伝する。
まずはその基本をお伝えして、今回は以上となります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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