必ず間違うOCD家族3 （巻き込みでヘトヘト）

必ず間違うOCD家族1
で既に書いた
パターン１：あんた頭おかしいんちゃうかパターン
パターン２：もぉしかたないなぁパターン
のうち、
パターン２の状況、つまり、もぉしかたがないから、・・・してあげよう。というスタンスになってしまうことを、巻き込み、巻き込まれといいます。

ちなみに、英語では、アコモデーション（accommodation）と呼んだり、ファミリーアコモデーション（Family accommodation ）と言ったりしますね。日本だけの話ではないのです。世界中で起こることだし、世界中の人が、この現象とどう向き合うべきか考えているんです。

優しい家族パターン２の反応をすることが多く、優しい家族と本人もろとも、OCDという病気が食い物にしてしまうのです。巻き込まれが生じるとOCDによって、本人が疲弊し、家族が疲弊し、本人と家族の関係も悪化します。

ここで本の引用をご紹介します。

ジョアンの母親は、ジョアンを朝早くに起こして、彼女が仕事に持っていく鞄にすべてのものが入っているかを確認できるように手伝っていました。しかしながら、ジョアンの母親は彼女の仕事場まで車で送っていくとき、「とんでもない、時間の無駄だ」と叱りつけていました。そうすると、ジョアンは自分の力だけで生活することはできないかもしれないという不安を口にするのでした。

家族と取り組む強迫性障害克服ワークブック（星和書店）
著者: カレン・J・ランズマン, キャサリーン・M・ルパータス, チェリー・ペドリック

スーパーあるあるなんじゃないかと思うんですよね。巻き込まれてはいるし、巻き込まれ行為をやってしまうんだけど、けっきょく本人に「恨み節」を言って気づ付けてしまうことって。

これで、じゅうぶん巻き込みについては伝わったかと思いますが、巻き込まれる場合にはいくつかの「型」がある

という話を

必ず間違うOCD家族3-2 （巻き込みの型）
https://note.mu/kokoro_ashita/n/n0d8964172a98?magazine_key=m16b2fb8587d2

でします。

あなたの家庭はどんなかんじですか？

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