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マドリードでヨガ道場を始めた初日
私の魂は震えを感じるために(感動)いるらしいので、そんな体験があったらここに書いてみる。
スペインに移住して(と言っても、10月25日にやっと居住許可申請の資料一式を夫に提出して貰ったので、まだまだ公式に居住とはなっていない)ちょうど5ヶ月、そう、5月28日に日本を出国したので丁度の丁度、初めての対面ヨガクラスを持った。
「持つことが出来た」と書くべきだけど、違う。
だって、いくらスペイン語を喋れると言っても、実際に住むとどんどん新しいフレーズや単語に晒されて、腹の底では、まだまだスペイン語でクラスなんて、ピレネー山脈のその先!と思っていたから。
でも、私の目の前にはどんどんやるしかない状況が出来てきて、腹の底の、恥骨の辺りでは「やりたい。本当はやりたい。この試練を乗り越えたい。その先の景色を見てみたい!」と思っていたらしい。でも怖い。
日本のグル(ヨガの師)は言っていた。
自己のダルマ(この世で各自が果たすべき天命)を遂行せよと。
自分がやりたいとか、自分軸ではなくて、自分の目の前を見て、その周りが自分に何をさせようとしているのか。
それを行うと、自分がやりたい事の超えた範囲の経験ができる。
まだまだ、早いと思っていた対面クラス。
でも手作りの道場は着実に出来ていくし(自分もガチで参加しとるがな)、義母や隣人からはやってみないかと言われるし、義母のコミュ力の高さから参加者は増えるし、そうすると日程を決める自分がいるし(NOと言えない日本人)。
ちなみに道場の正式OPENまではCLOSEDのメンバーで練習として無料開催です。
練習しましたよ。怖いから。
でも、スパルタに星飛雄馬のごとくじゃないですよ。
だっていい中年ですから。自分を労りながら。
自分を鼓舞しましたよ。怖いから。
ヨガのおかげで、達成の秘訣は「私はできる」を神経に刷り込むことが大事だと理解したから。真面目か。
10月28日朝から3回瞑想しましたよ。煩悩だらけでも。
11時に義母と3名の隣人の合計4名。
半分初心者、半分経験者、40代から70代まで。
ありがとうございます・・・Muchisimas Gracias…
結果的には、
①多少のスペイン語の間違いはあっても、1時間15分できた。
②やる前の不安量に対し、終了後の達成感の量は少ない、これはもっと早く始めてもよかったということ。
③次が楽しみで、シエスタができない。こうしてnoteに書かないと内側にエネルギーが残りすぎている。
というわけで、人間は自分の思考で自分の可能性に蓋をしがちなのはよくある話。
スペインの人たちは歯に衣着せぬ、よく喋る女性が多いので、貴重のFEEDBACKも沢山もらえて財産になった。
あと、大事なのはこうして後から考え直すこと。当たり前か。
何をカッコつけてたか、今まで、次から次へと過去は振り返らずに未来に進むのが美徳と思っていた気持ち悪い私。
今は、流石に、自分の経験したことしか自分は分からないと知ったので、過去の経験を宝物としてちゃんと覚えておいて、そしてそこから考え事をするようになってきましたよ。(すでに忘れ去った価値ある過去。。。逃した魚は大きい)
さ、つべこべ言わず、今日のクラスを振り返りながら次のクラス内容考えよ。