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目の前の人の身体に流れるテンポ、リズムを感じて過ごす1日に。

こんにちは〜
「アートは言葉以上に語るから〜」、アートセラピストのこっしーです。

私には、東京で暮らす娘がいます。今は期間限定、一緒に暮らしていて
わたし一人では味わえない日常を楽しんでいます。

昨日は、ショッピングモールで隙間時間にゲーセンへ。
久しぶりに「太鼓の達人」を2人で並んでやりました。

何十年ぶり?変わらずそれはあり続けているけれど、
細かなところは、いくつも変わっていて、まさに、事業と同じ
時代やお客様の変化に合わせて、変えるからこそ持続可能なんだな〜と
感慨深く、バチを握りました笑

娘と2人並んで、同じ曲に挑戦(選曲は2人で共通のものに決めます)
レベルは個別に選んで、いざ!

こ、こ、これは、、、、

「太鼓の達人」は、好きな楽曲を選んで、画面に表示される指示に従い、太鼓型のコントローラーを叩くリズムゲームです。青と赤のマークに従って太鼓の「ふち」や「面」を叩き、リズムの正確さで得点が決まります。

確かに、楽しいですけど、娘は上級、わたしは普通レベルで
なんだか、曲やバチの音や何やら音はしているけれど、何を聞いていいのか
わからない〜自分用の画面に集中できない!

これ、2人で並んでする意味ある?

協働でも競争でも協力でもなく
ただ並んで、同じ行動をしているけれど、みているものは厳密には違う
(娘には上級レベルの画面、わたしには普通レベルの画面)

でも流れている曲は同じだから、同じものを聞いている…….

例えば、自分のベストを更新したいとか、一緒に切磋琢磨したい、
というなら、このスタイルでもよかったのかもしれない。
でも、わたしは、一緒に楽しみたかったので、なんだかな〜と
もやってしまったのだと思います。

そして、思いました。

「太鼓の達人」と同じことが、日常、ビジネスの場面でも起こっている!

上司や部下の話、同じ話を聞いても、当然頭の中はてんでバラバラ
それぞれのリズム、テンポ、価値感が頭の中を流れていて
そこに聞こえてくる声の聞こえ方は違って当然なのかもしれません。

でもその頭の中、それぞれに異なるリズム、テンポ、価値観を擦り合わせることもなく、仕事をすることが、色々バラバラだけど同じ曲を演奏している「太鼓の達人」に重なってしまいました。

ハーモニーでもポリフォニーでもなく、てんでバラバラ

それでも同じ曲は奏でている….
だから、それ自体はいいとも、悪いとも判断すべきことでもなく……

ただ、活動や時間を共にする人たちが、その前提を理解し合わないままに
進んでいるとしたら、ちょっと立ち止まって、お互いの見えているものの後にどんなリズム、テンポ、価値観を持っているのか、知るだけで
仕事も暮らしも、少しだけ、質が変わるような気がします。

今日一日、共に過ごす人と、どのようなテンポ、リズムでセッションしようか…..今日は、ちょっとだけ、目の前の人のテンポ、リズムを意識してみよう。そうしたら、何を感じれるだろう?

目に見えないものを想像して感じる
聞こえないものを想像して感じる

そんな体験がアートセラピーで可能です。無料で参加できるイベントもあります。興味がある!と思われた方はぜひ、お気軽にお申し込みください。





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