「10年後の私へ」
タイムカプセル。
小学生の頃や、中学生の頃に埋めた人が多いんじゃないかな。私は中学時代のタイムカプセルを掘り起こす際に、現場に立ち会えず、自身のタイムカプセルを紛失した…
そんな私のリベンジマッチとして、この記事をタイムカプセルとして残そうと思う。
「10年後の私へ」
こんにちは。10年前の私です。
30代半ばのあなたは今どこで何をしていますか?どんな生活を送っていますか?大切な人はできましたか?
あなたも覚えていると思いますが、10年前の私は現在休職中です。また、必死の思いで手に入れた大企業の看板を手放そうかどうか悩んでいます。
直近で言うと、1ヶ月後に復職するのかどうか、休職期間を伸ばすのか、退職するのかといった決断を迫られている段階です。
あなたはこれを見て、何を感じていますか?
「あぁ、そんな時代もあったな!あの時にこの決断をしてよかった!」
「あの時こうしていれば、今みたいな状況にはならなかったかもしれないのに…。」
私は前者の状況であることを心から願っています。
そしてあなたは今、人生を楽しんでいますか?
今の私は今後の長い人生を楽しむためにはどうすればいいのかということを必死に考えています。
簡単な例だと、このまま大企業で務めあげて経済的に余裕を持った生活を手に入れるのか。それとも経済的不安がありながらも、自身のやりたいことを探究し続けながら生きていくのかといったところです。
私は今の会社でやりたいことが見つかるビジョンが見えません。会社を去りたい理由も人が嫌だからといった理由よりも、現在の仕事にやりがいや将来の希望を持てなくなってしまっている部分が大きいと思います。(もちろん嫌な人もいます。)
大人が何を馬鹿な言っているんだ、現実を見ろと言われるかもしれませんが、私は現実を見た上で今の状況に耐えられなくなっているのだと思います。正直、その辺のストレス耐性は並の人に比べてとことん低いのだとも思います。
ただ、これが私のしたいことだというものが明確になくても、自分の本望ではないことに耐え続ける人生に希望は持てないだろうという思いはなくならないのです。
将来のパートナーがどうとか、家庭がどうとかそういったことを考えると会社に残るという選択に絞られてくるのが普通だと思います。終身雇用が維持できなくなるとか、大企業もすぐに倒産の危機に陥ることもあると言われながらも、やはりどこか安心感がそこにはあるから。
こんなことを言っている私も数ヶ月後にはどこで何をしているかわかりません。
その上でもう1度聞きます。10年後の私は何をしていますか?人生を楽しんでいますか?
今のあなたがどのように人生を楽しんでいるのか、それとも苦しんでいるのかはわかりません。
でもこれだけは言いたいです。
何かに耐える人生は送らないでください。
何かに耐えるにしても、その先にある幸せ、楽しみ、達成感が明確であれば頑張れると思います。
あなたも十分承知していると思いますが、それがない時に人並み外れて生きる気力を失っていきます。私ってそういう生き物です。
将来的には家族のためにとかそういったものがその先にある幸せや楽しみになるのかもしれません。10年後の私がそうなってくれていれば嬉しい反面、不安でもあります。
まずは自分自身の人生を存分に楽しんで欲しい。その土台の上に将来の家族との生活があれば心配ありません。
いつも、どんな状況でも耐えないでください。自分の楽める人生を歩んでください。
また、その姿勢が同じような悩みを抱える人の希望になることを今の私は夢見ています。
頑張らなくていい、楽しんでくれ!!
10年前の私より