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マッドマックス:フュリオサ★★★★★★★★
公開日: 2024年5月24日
リンク: 公式サイト
上映時間: 2時間28分
「マッドマックス:フュリオサ」鑑賞。直前に前作を鑑賞してから本作に臨むことを強く推奨!!!!!!!!
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前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がセリフを極限まで削ぎ落とし暴走アクションを極めたのに対し、本作はセリフが増え物語に深みが増している印象を受けた。
冒頭のバイク追走劇から一気に世界観に引き込まれる。燃料タンクを確保しながら進むシーンは、荒廃したディストピアの世界を効果的に描き出していると感じたし、このシーンだけでゾクゾクする。
章立てになっているため、テンポ良くストーリーにのめり込めるし、潜入映画的な緊張感を持ちつつ緩急のある展開で、2時間半の長さを感じさせず一瞬たりとも飽きることがない。
先日読んだ書籍「人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来」に、以下のような記述があった。
現在の資本主義は、資本ではなく富が偏在するような構造になっており、富が投資に回らず格差や不平等が広がるだけである。富の偏在は最終的に全体主義、封建社会を招くことになる。
映画「マッドマックス」の世界がどのような背景があるのかは分からないが、現在社会の成れの果てであるようにも感じられてぞっとした。
最後に79歳のジョージ・ミラー監督が、前作に続きこれほどまでにパワフルでエキサイティングな映画を作り上げたことに感謝!最高にかっこよい映画監督だ。
あまりにもかっこよすぎるので最近のミラー御大の姿を拝もうと公式サイトを見たところ、素敵なアイウェアを身に着けているではないか。眼鏡好きとしてはブランドが気なったので、ChatGPTで調べてみた。
ジョージ・ミラー監督が愛用している丸メガネのブランドは、イタリアの「Feb 31st」とされています。このブランドは、手作りで高品質なアイウェアを提供しており、ミラー監督はそのデザインとクラフトマンシップを非常に気に入っているようです (Charleston, SC | Charleston Magazine)。
また、もう一つの候補として、「MOSCOT」というブランドの「ZOLMAN」モデルもあります。こちらはクラシックな丸いデザインが特徴で、複数のカラーバリエーションがあり、高品質な素材で作られています (MOSCOT NYC SINCE 1915) (https://www.zinff.com/)。
アメリカの「Dillon Optics」のメガネである可能性があります。このブランドは独自のNIR(No Internal Reflections)レンズ技術を特徴とし、独特のマット仕上げと優れた光学的鮮明度を提供しています (DillonOptics)。
また、もう一つの有力な候補として、「Masterpiece Eyewear」の「GEORGE」モデルが挙げられます。このブランドは高品質な素材とデザインで知られており、ミラー監督のメガネに非常に近いスタイルを提供しています (Cool Frames)。
「Feb 31st」は明らかに形が違う。「MOSCOT」のZOLMANは形は近いけれど、映画公式サイトの写真と比較するとカシメの部分が違う。ただ画像検索をするとMOSCOTぽいモデルをかけている写真があるので所持してそう。MOSCOTだとGITTELというモデルのほうが近い気がするが、丁番の部分が違うようだ。
「Dillon Optics」はサングラスなのでこれまた違う。「Masterpiece Eyewear」のGEORGEはダブルブリッジなんで、最新の画像で監督がかけているモデルとは異なる(これはこれで好みだけども)。
小一時間探したが見つからなかった。分かる方いれば教えてください。