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私はロールモデルになれていたのか?

今日のワーママはるさんのVoicyを聴いて、私自身の過去や思っていたことを思い出しました。

Voicyのテーマは、はるさんに送られてきた質問への回答でした。
「はるさんは会社に残って後輩たちのために道を作ろうと思わなかったのか?」
これについてのはるさん自身の経験や考え方が述べられていました。

1.ワーママはるさんは第二の人生を歩み始めている

はるさんは2020年の春に、勤めていた会社を辞めて、「サバティカルタイム」という名のもと、さまざまな挑戦をされています。ヨガスタジオを始められたり、書籍を執筆されたり、雑誌で連載を持たれていたり等々、とても精力的に活動をされていて、私の憧れでもあり、生き方のお手本としている女性の一人です。

「LIFE SHIFT」という書籍にもありましたが、私たちは人生100年時代を生きていて、一つの企業にずっと所属することを当たり前とせず、マルチステージの人生となるということが書かれていて、はるさんはそれを体現されていると感じます。

今のサバティカルタイムを経て、会社員に戻るかもしれないし、また違うことをするかもしれないとおっしゃっていました。
はるさんの書籍「やめる時間術」にも書かれていましたが、はるさんは自分の理想とする生き方をしっかりと理解されています。
今回の会社を辞めるという行動も、経緯や背景はいろいろとあったと思いますが、ご自身で決めて、現在キャリアの第二ステージを歩んでいるところなんだろうな、と私は思っています。

2.私奴の話を少しさせてください

私はまだ新卒で入社した会社に在籍しています。
会社自体も女性の割合が少なく、私が新卒で入社した頃はこれから女性を増やしていこうとしているタイミングで、採用目標は女性3割だったと記憶しています。

そんな中、私が初めて配属された営業系の部署は、なんと過去20年間女性の総合職がいなかったとのこと。(20年前いた方も結婚を機に退職されたそうな)
※会社としては女性営業は過去にも多くいらっしゃいますが、私が配属された部に限っては20年ぶりだった、という意味です。

私は「今後この部署に女性営業職が増えるように、私が頑張らなくては!」と思い、勝手に責任感を感じていました。

その後、辛いこと、悔しいことが本当に沢山ありましたが、「今やめたら、“やっぱり女性は扱いにくいね“となって、また20年間女性を受け入れない部署に戻ってしまう!」と、これまた“勝手に“思っていました。

3.私に女性の後輩ができた

入社数年経ち、私の部署に女性が配属されました。そして、そのまた数年後、もう一人女性が配属されました。

私は、自分がもがいた数年間で部門の人たちが女性を受け入れられるようになってきたのかもしれないな、とおこがましくも少し嬉しく感じたことを覚えています。(これは勝手な想像です)

私は、私なりに彼女たちの力になりたいと思っていましたし、どうすればこの会社で彼女たちがうまく生き抜いていけるか・・・と考えたりもしました。
以前の記事でも触れましたが、私は人との付き合いをできるだけ良くしようと頑張っていましたし、後輩に強制はしませんでしたが、うまく立ち回って欲しいなんて思うこともありました。

私は、その後、他の部署に異動となり同じ会社ながら異なる環境で仕事をするようになりました。

4.私はロールモデルになれていたのか?

当時も試行錯誤で、うまくいっているかわかりませんでしたが、私は結局彼女たちのロールモデルになれていたのでしょうか?

私の立ち居振る舞いは、仕事ぶりは、様々な選択は、彼女たちの道を開いていたのでしょうか?

もしかしたら、私がたくさん残業をしていたことが、彼女たちが望まない働き方につながっていたかもしれない。
でも、もしその時の私が「後輩のために」定時上がりを徹底していたとしてもそれが正しかったかはわからない。

彼女たちは私や他の先輩に何を期待し、どんな道を切り開いて欲しかったのかは、わかりません。

5.自分を満たすということ

結局は、私が後輩の期待するキャリアを築いても、次の新入社員にとっては理想とする先輩ではないかもしれない。

最近は、そんな不確かなことに振り回されるのは、自分の人生を生きていないな、と感じるようになっていました。
そればかり意識しているのは、私は一体何のために働いているんだ。そんなふうにも少し感じます。

「自分軸」という言葉に最近アンテナが立つのも、考え方や理想とする生き方が変わったというか、気付きつつあるからなのかな、と思います。

最初に紹介したワーママはるさんのVoicyで最後にこうおっしゃっていました。
「自分を満たさないと、人のことは満たせない」

私は、自分なりには頑張っていたけど、自分を満たそうとはしていなかった。
だから人の目が気になっていたし、「何が正解かわからない」と思っていました。

自分が生きたいように生きて、それが誰かの役に立てばいい。

はるさんのこのような考え方に触れて、過去の私にも教えてあげたいな…と思いました。


私は自分を満たす働き方が出来ているだろうか。自分を満たす生き方ができているだろうか?

他人軸ではなく、自分軸は持てているのか?

まだまだ自信が持てないけれど、何が大切なのかに気づけてきた。

今日のはるさんの放送は、私にたくさんの気づきと問いを残してくれました。

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