これからは新しい布団で、一緒に眠ろう
掛布団を、新調した。
実家にいたときから愛用していた羽毛布団があったのだけど、2年前に手放してから、ドンキで1番安かった布団を使っていた。
私の家は、築50年くらいの木造賃貸で、家賃が激安な代わりにプロパンガスなのと冬がバカみたいに寒い。寒波のときは当然水道管が凍った。クソボケハウス。
そんな家において、羽毛布団はまさに命綱だった。それなのに。
弊社しゃいん「ブルベ猫」こと伊藤こま(2)。彼は、隣町の草むらからやってきた。
実家でも2匹、彼を拾った当時、同じく拾った先住猫を飼っていたので、「猫は砂のあるトイレでおしっこをする」と思っていた。でも彼は違った。
彼がやってきていちばん驚いたのは、朝起きたら壁にうんちがこびりついていたこと。いつどうやって?バンクシーなの?
最初は何かの間違いかと思ったし、トイレが間に合わないのかなと思って寝室の近くにトイレをもうひとつ置いてみた。
そしたら、まさかの羽毛布団におしっこをする日々の幕開け。いや意味がわからんて。洗えど洗えどほぼ毎朝やられる。
なかなか辛かったのは、超久々に家で晩酌して寝ようとしたら布団におしっこされたこと。すぐに洗ったけど、真冬で乾かなかったのでコインランドリーに乾かしにいこうとしたら…そうだ酒飲んでたんだった。凍えながら、ビチョビチョの布団を持って歩きながらコインランドリーまで歩いた。少し泣いた。
そこから、超オキニの羽毛布団を捨てて、ドンキで激安の掛布団を買った。「こいつは布団で失禁する可能性がある」から、捨てることになっても心が折れないようにして。
そしたらいつの間にか彼は布団でおしっこをしなくなっていた。残ったのはドンキの布団だけ。
去年はこれで冬を越せたんだけど、なんだか最近布団の様子がおかしい。
そう、へたってきている。
これじゃあ今年は越冬むりかも。でも羽毛布団はさすがに高すぎて零細事業主には到底無理なので、無印で1番分厚い中綿布団を買った。「寒がりさんにも真冬にもオススメ!」と書いてあった。特段寒がりじゃないけど。
だけど、昨晩はあったかすぎて、今までただの布で寝てたのかな?と感じたほどだった。
ということで今日から節約生活が始まります。緊縮財政、井上準之助です。頑張って働かないと!もやし生活と言いたいところですが、そんなことしなくてもオトクな商品があるんですって。野菜が6種類入って1200円?野菜が高いこの時代に?まあなんてお買い得!新潟のみなさん、弊社の野菜セット、食べてみてくださいね。おいしいよ。
布団を新しくしたので、冬の醍醐味「猫と一緒に寝る」がどうか叶いますように。そんなあたたかい家族の風景を夢みる、冬の始まり。