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雑日記 : 先天性鼻くそ食べ症候群

子どもを育ててはじめて気づくこと
いくつもあるんだけど。

長女も、長男も、
鼻をほじり、その指を口に持っていった。

少なくとも彼らの周りで
それをやる人はいないはずなのに、
誰も彼らに教えていないはずなのに、
幼児というものは、ある日突然、
鼻くそを食べる奇行に出る。

これはなかなかの衝撃だった。
その一連の行動は、
人間の本能としてインプットされているのだろうか。
無意識でやっているようにも見える。
テレビでも眺めがら、
静かにそっと鼻から口に指を運ぶ。

うーん、
これは実は人体にとって必要な行動なのだろうか…
いやいや、無理無理。

ちょっとー、食べるのダメ。
百歩譲って鼻くそほじるのはこっそりやってもらうとして、
食べるの絶対ダメ。
ティッシュで拭いてほらティッシュ。

社会で生きていくためには
たとえ本能由来の行動だとしても
律しなければならないことがあるのです。

人間ひとりを社会に送り出すために
教えることって果てしなくあるな。
親ってたいへんですね。

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