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イライラから抜け出せないとき、のトリセツ。

問題が解決した後も、気持ちがイライラすることってありませんか?さらにそれをつい他人にぶつけてしまって、あとで自己嫌悪に陥ったり…。

私はめっちゃあります。今回は心のイライラから抜け出せないときに試してほしい方法を書きます。

1ヶ月前、私は仕事で必要なメモを自室に置いていました。実際に必要になるのは1ヶ月ほど先なのですが、今のうちに作っとくか~って感じで書いたはずです。確か。そして今、そう今まさに!必要なときに!!それがなくなっている~~?!!

あると思っていたものがないのは、ここねとしてはかなりイラッとくるパターンです。常時部屋のベランダにいるひのき(観葉植物)なら知ってるかもしれませんが私は彼との14年間の引きこもり生活を経て彼が沈黙の雄株(?)だと言うことを嫌というほど知っています。キレイに掃除された部屋をひっくり返してもゴミひとつ見つかりません……。

?キレイに掃除された部屋……???

「掃除?したわよ。でもゴミしか捨ててないわよ」

お、おかあさま……(ガクッ)!!

ここねは実家ぐらしです。自分の性格上、極力部屋には入らないようにと言ってあるのですが、たま~にこういうことがあります。原因はこれかもしれないし、別の要因かもしれない。どちらにしても、メモは出てきません。

どうしよう……明日必要なものなのに……!

ハイッ、ここでイライラしたり、不安に感じたりする人は以下のトリセツを参考にしてみてください。

1. 頭と心の2つに課題を分離する。

ポイントは、課題を「頭」と「心」の2つに分けることです。

「頭の課題」は客観的に現状を分析することです。このまま探すべきか、諦めて紛失後の対策を立てるかなど、目標をはっきりと決めてください。頭の中の情報を紙に書き出しながらまとめていくとやりやすいです。しっかりと深堀りして、次回起きないように対策までたてられればベストですが、ひとまずは目処が立てば十分です。

2. 心の課題は忘れること


さて、対策を立てたのになんだか気持ちが収まらない、スッキリしない。

これは考えても無駄な「心の課題」です。深堀りしては駄目です。今すぐ何もかも綺麗サッパリ忘れなければならないやつです。


私と同じ症状なら、あなたの脳ではおそらく過集中が起きています。一つのことに集中しすぎて、他が目に入らなくなっている状態です。

過集中のメリットは、粘り強く問題に取り組む点です(頭の課題を解決するときには役に立ちます)。が、逆にデメリットとして些細な、どうでもいいことまで気にしすぎて時間や気力を無駄にしてしまう点があります。

そこで今度はその集中力を何か別のものに置き換えたり、気をそらしたりする必要があります。

なんでもいいのでイライラする問題から一定時間、気をそらしてください。これは自分が集中できて害がなければなんでもいいです。

私のオススメはゲームです。しかもちょっと集中しなきゃいけないような難易度にします。人間の脳は意外に単純で、直前の感情しか思い出せません。だからゲームに無心になることで、イライラの感情を上書きしてしまえばいいのです。

今は無料アプリなどでいいゲームがたくさんあるので、心が乱れたときように1つダウンロードしておきましょう。私は「Lyrics Training」という、洋楽に合わせてその歌詞を打ち込む音楽ゲームをやっています。英語の勉強にもなって一石二鳥です。

今回のオチ

私は「頭の課題」解決として母に部屋は掃除しないでと再度お願いした後、記憶を頼りにメモを復元し、明日同僚に確認をとることにしました。

その後若干イライラしながらも、「心の課題」解決のためにゲームを始め、10分くらいプレイした後、何もなかったかのごとく振る舞っているうちに徐々に気持ちが収まりました。

ちなみに、イライラが大きいときは先にゲームをして「心の課題」を解決し、落ち着いてから「頭の課題」を考えるときもあります。

トリセツ「課題は頭と心で分離すること」

効果:しょうもないことを気にするメンタルの緩和。0か100かの過集中が起こったときに有効。

用法:無駄にイライラしそうになった直後にお使いください。

成分:「頭の課題」50%、「心の課題」50%

取扱上の注意:用法を守ってお使いください。服用後、改善が見られない場合にはここねの今後の投稿や他の方の対処法、または専門の精神科医などにご相談ください。

気になるとそのことだけに集中する、という特性は役に立つ時と立たない時があります。役に立つ時はそのまま使って、無駄だと気づいた瞬間からはバッサリと別のトリセツに乗り換えるのがいいですよ!ちょっとでも楽に生きましょう。

#生き方   #人間関係   #心理学   #考え方   #オトナの発達障害   #楽に生きよう

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