子ども食堂・・・序論
みなさまこんばんは。
わたしは保護者そして乳児から児童までサポートする子育て支援事業のパラレルワーカー。埼玉県戸田市の開業17年目のベビーマッサージとサイン教室kokoneという教室の運営、無料で遊べるひろば運営、子育て支援者の相談室や育児相談、キッズラインでベビーシッター事業などをフリーランスで行っています。拠点は戸田市と西川口です。
複業では、地域の福祉に関わる仕事にフルタイムで従事しています。担当部署では、地域の皆様のコミュニティ構築や共助のお手伝が主業務で、子育て支援に長く関わってきた者として、大変貴重な経験をさせて頂いております。
先週、ある方から「ましこ先生、こども食堂やるのですか?」と連絡がありました。どうやらその方々のコミュニティで話題にして頂いているようです。西川口と具体的に地域まで噂になっているようですが、余暇は休みなくシッターの仕事をしているか、大学の科目試験のためのレポート提出や、来月の単位認定試験の勉強と、ピアノとソルフェージュの課題テストの練習に追われています。
結果から申し上げますと、こども食堂の開設予定はありません。
皆様のお住いの地域はこども食堂はありますか?
わたくしの居住する地域は数多く存在し、自治体そしてわたくしの所属する社会福祉法人が取りまとめを担うほど盛んに活動が行われています。
それぞれの団体様の活動には特色があり、親がフルタイム世帯の子ども達の孤食のための活動であったり、親同士を繋ぐコミュニティの地点としての活動であったり、飲食店同士の交友関係から支援につなげている活動であったりします。ひとり親世帯に焦点を当て、フードパントリーとセットで活動しているところもあります。
埼玉県戸田市という地域は、子育て世帯に優しい街、子どもを育てやすい街と言われているようですが、どの地域にも課題があるように、同市も居住所により格差が問題視されています。
なので、こども食堂の活動も世帯年収が安定している人向けものもあれば、困窮世帯など、本来のこども食堂の機能を持つ活動もあります。
団体様のそれぞれの思いで、自主的に活動されているという感じです。
知名度アップにもつながりますし、企業イメージも代表者個人の好感度も上がる活動なので、上手に活用されている方々もいらっしゃるようです。
様々な思惑があったとしても、子どもや親が何かしらの形で地域に繋がることはいいことだと思うので、仕事を通し、応援する立場でいます。
多子世帯の貧困
ひとり親世帯の困窮
その現実は大変厳しく、経験した者にしかわからないと思います。
分かるからこそしない
分かるからこそ、なんです。
子どもの本音も、親の建前と現実も、苦しいくらい分かるから。
実体験のない人で志高く社会貢献したい人、実体験ある人でも限りなく既定路線で幼少期を過ごせた人、何かの目的の手段の人。
色々な人がいるから、こども食堂は盛んになりましたし、それでいいと思っています。
ただ、やっぱり自分には難しい領域で、子ども食堂の是非について語るのは、18年SNSを使って来ましたが、たぶん今回が初めてで、言葉を選びながら慎重に書き残そうと思っています。
次回は、わたしの成育歴と世帯背景について書いてみようと思います。
ましこ