亀のいる生活
小学校の時に実家で亀を飼っていました。
時系列ずれて2匹飼いましたが、確かホームセンターかどこかで買ってきた1匹はあんまり長生きしなくて、弘前城桜祭りの屋台から連れてきたクサガメは中学校1年まで数年生きました。
なぜ死んでしまったかというと、ある夏の暑い日の母が外で日光浴させていたのを忘れて長時間外にいたために熱射病になってしまったんです。
(母はおっちょこちょいで事あるごとに色々やらかす)
それ以来生き物を飼ったことはなかったけど、頭の中にずっとあったのがまた亀を飼いたいという思いでした。
東京に住んでいる頃に一度本気で陸亀を飼おうかと思って麻布十番のアクアリウムストアに行ってみましたが、
陸亀の本体も設備も高い上に陸亀は生き餌も生野菜とかも与えるということでハードルが高すぎて即諦め。
仲良い友人はどこかで手に入れたミドリガメを🐢家で飼って、今でも元気らしい。
再び亀欲が沸き立ったのは、去年上海に友人を訪ねた際、
その友人は一人暮らしのアパートで亀を飼っていたことです。
彼は故郷が中国北部で、1ヶ月以上上海の家を留守にした時も放置していたけど自然に冬眠していて大丈夫だったとか。
(上海の家は気密性が低くて、人がいないと日本の本土の住宅みたいにすぐ寒くなる)
クサガメの方はとってもかわいくて、滞在中たっぷり遊ばせてもらいました。
オーストリアに帰ってから亀を売っているお店を探したけど、日本みたいに気軽に亀が買えるような場所はほぼなくて、特にクサガメは中国や韓国の種類のためヨーロッパでの流通は比較的少なめみたい。
自宅から近いところに鳥類や魚を売っているペットショップがあって、そこにある種類の水棲亀がいましたが、やっぱりクサガメがよくて、しかもその店の亀は90ユーロもする!
冬に色々探したけどほとんどネットショップも冬は赤ちゃんが産まれないからか在庫なし。
あと配送が冬だと寒いから耐えられないし、売らないっぽくて。
5月に満を持して、とあるドイツのアクアリウムショップでクサガメを注文。
翌日発送と書いてあったのに、その週にやっぱり送れない(病気とかなんらかの理由で在庫なしになった)と言われて、
それからも逐一連絡を取り続けたけど在庫ない状態が続いて、ウェブサイトが在庫ありになったかと思って連絡したらやっぱりないと言われたりしながら、すでに10月。
5ヶ月も経った。
久しぶりにウェブサイトを確認したら在庫有りになっていたので、さすがにもう送ってくれるよね?と連絡したらやっと発送手続きに入ってくれました。
先週発送すると言っていながら先週はドイツの祝日もあったため、今週月曜日に発送されました。
翌日配達されるので在宅してくださいと連絡があり、急遽ホームオフィスすることにして火曜日に自宅でスタンバイしました。
小さな発泡スチロールの箱に入って届き、発泡スチロールを開けると空気でパンと張っているビニール袋の中に少量の水と新聞紙が一枚敷いてある状態で小さな小さな亀が入っていた。
発泡スチロールの底にはホッカイロが入ってた。
前の晩から水と石を入れた住まいを用意していたんだけど、来た亀はあまりに小さくて、おとなしいので溺れないか不安で水の量を半分以上減らしました。
餌とカルキ抜きは買っておいたけど、水温計などもないのでその日の仕事終わりに買いに行って、
ライトとヒーターをAmazonで注文。
なんとか少しずつ餌を食べて排泄もしている。
警戒しているのか私がいる前だと大人しいけど、ゆくゆく慣れて手から餌を食べてほしいな。
今はベビー用の餌も小粒すぎてほとんど指で持てないぐらい。
オスメスはまだ小さすぎてわからないけど、なんとなくオスな気がして、目黒(めぐろ)と名付けました。
長生きしてね。