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クリスマスの過ごし方

今年は、オペラ出演のためまとまった休みが取れず、12月23日の今日の時点でヨーロッパに残っている。

毎年年末年始はなるべく日本で実家で過ごすようにしているので、これまで10年以上ヨーロッパで生活してきたけど12月末/1月頭にここにいることはあんまり多くなかった。

クリスマスが終わってから日本へ飛んだ時も何回かあるかな。

逆に途中日本に住んでた頃に、年末年始の休みを利用してオーストリアで年越ししたこともあった。

でもこれまでの経験を総括して、クリスマス前の時期(12月22日ぐらいまで)をヨーロッパで過ごすのは素敵だけど、24日以降と1月6日くらいまでは断然日本で過ごす方が好きだ。

なぜかと言うと。
24日から26日までは祝日なので、何もやれることがない。

友人の家族にお呼ばれしてクリスマスを祝った経験もあり、素敵は素敵なんだけど
やっぱり自分の家族じゃないし、気を使うし、プレゼント用意したりとか大変だし、たくさん食べなきゃいけないし…
そして何より、私は宗教行事としてのクリスマスを楽しめない。

長いことヨーロッパで過ごして、文化を知ろう、楽しもうと頑張ってきたけど、どうにもこうにも私には相容れない行事でしかなく…。

日本にこの時期行くといいこと!

友達に会って忘年会の嵐!
27、28日くらいまで世の中アクティブ!
29日ぐらいに実家に帰ると好物のカニを始めあらゆる美味を楽しめる!
世の中1月4日くらいまでお祝いモード。

オーストリアでは、24日と31日は公式には半日だけしか通常業務じゃないので、会社によって半日をプレゼントしてくれて全日休みになるか、自分の休暇を強制的に使われて休みになるか、普通に半日出勤するか。

25、26日、そして1月1日は祝日。
そして1月6日も祝日。
27、28、29、30日と1月2、3日は普通に仕事。

クリスマスが一番大事で、年越しはただのどんちゃん騒ぎ。

今年は23日が月曜日で、仕事があるはずの27日は金曜日、30日は月曜日なのでもうすでに全部休みにしちゃってる人も多くて、ざっくり12月23日から1月6日まで休みっていう部署も多い。(製造部門とか)

今日は私の部署では私を含めて4人だけ出勤したので、会社の近辺にある肉屋直経営の食堂に食べに行ったんだけど、これもう満席で食事が出てくるまで1時間弱かかった。

おじいさんウェイター1人が日替わりメニューの配膳、注文取り、会計、キッチンから出てくる揚げ物の配膳をこなし…きれていないけど奮闘してて、多分キッチンも1人しかいないんじゃないか?というぐらい。

多分今日の午後から休みに入るし、働く人が少ないのに人はひっきりなしに訪れて相席しないと席が無い状態。

湯気の立つほくほくサクサクのシュニッツェルをリンゴンベリージャムにつけて食べる、年内最後であろうシュニッツェルを楽しんだ。

職場では今日が最終出勤日の人同士で良いクリスマスを!の挨拶や、どの日に誰と何をして祝うのか、何を食卓に出すのかなどについて話題を交換していた。

そんな中「あなたは何を予定してるの?」と聞かれて私は

「トルコ行くの」
と言ったらみんなの目が👀O。O となった。

家族と集まってお祝いするのがテンプレートな人たちからしてみたら、びっくりする回答なのかも。

私だって日本行きたいって。
でもクリスマスから年末年始のオペラの本番の間隔が中1週間ずつしかなくて、最低2週間は日本に滞在したいのに短すぎるし、妥協策なのだ。


明日からはトルコへ5日間の小旅行🇹🇷

去年の夏にイスタンブールとカッパドキア、今年の春にアンタルヤと訪れて、3度目のトルコ来訪はアンカラへ。

すっかりトルコが好きになったのもあるし、なるべく近くて安くてなおかつクリスマスが関係ないところに行きたかったのだ。

イスラム教のトルコはクリスマス関係ないし、そんなに寒くなさそうだから観光もできるし、お買い物も楽しみ。

忙しくて全く滞在中の計画もできてなくて、今日やっと空港からホテルまでの行き方とバスの料金形態について調べた。

明日行きの道中、日帰りガイドツアー予約したり、即施術できるフェイシャルサロンとかヘアサロンでもあったら見てみようかなと思っている。

金曜日の半日を休みにして、4泊5日。

アンカラがどれくらいの規模なのかあんまりわかってないし、滞在日数が妥当なのかわからないけど、ヨーロッパを離れて楽しみたい!

これが今年のクリスマスの過ごし方。

日本へはやっぱりゆっくり行きたいので、少し先までお預け。

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