ロシア上空を飛ぶ中国国際航空エアチャイナ
7月末からお盆後にかけて、日本へ遊びに行っていました。
7月中旬に仕事が決まったタイミングで航空券をとったのと、行きはミラノから、帰りはミュンヘンまでと単純往復ではない複数都市旅程だったのもあり、
普段利用することの多いルフトハンザやANA便は検索結果に出てこず、一番所要時間と価格の面で適していたのが中国国際航空エアチャイナでした。
上海を経由して成田空港まで行きます。
中華系エアラインは過去に名古屋から北京の中国東方航空を利用したことがあっても、欧州路線は初めてでした。
名前が似ている台湾のチャイナエアは出張で使った時、とても良かった記憶があります。
私は顔でだいたい中国語がわかる人と判断されるようで、中国語で接客されます。
だいたいCAさんに言うべき言葉は中国語で覚えたのでできる限り中国語で返すようにしています。
ただ、食事のメニュー名が聞き取りきれなくて復唱がうまくできないとき(曖昧な発音だと理解してもらえない)初めて中国人でないとバレてしまいました。
次回はもう少し対策して、全部中国語で対応したいです。
さて、飛行機に乗ってしばらくして何気なくモニター地図を見ると、ここ数年はどの航空会社も避けて通るロシア上空を飛行していました。
欧州から日本へ行く便は平常時でも12時間、蛇行ルートになってからは14時間かそれ以上かかったこともあったので、行き先が中国だとはるかに時間が短く感じます。
普段は映画を2、3本観るのですが、今回の行きは確か1本だけ観て、後は寝ました。
帰りは夜中便だったのでなおさら寝てばかりいて、機内コンテンツにほとんど触りもしませんでした。
上海の浦東空港で乗り換える時に、どうやら預けた荷物を厳し目にチェックされるらしく、
チェックインの時に、乗り継ぎ時に荷物を開けることもあるという紙を配られ、署名とスーツケースの鍵番号まで書かされます。
結局なにもいじられたり抜かれたりはしていなかったけど、日本に着いた時にスーツケースの鍵の周りが傷ついていて、若干の不信感を抱きました。
また、浦東空港での乗り継ぎの際は、乗り継ぎカウンターに寄ってそこで隊列を組んで結構待つ必要があり、時間がかかりました。
一番参ったのは成田で帰りの便をチェックインする時。
カウンターが受付開始するのが飛行機出発時刻の2時間半前からということだったので、その15分くらい前に行くとすでに列ができていました。
受付開始してからも列は全然進まず、おそらく家族連れがほとんどでひと家族ずつ10分ぐらいかかっていたせいだと思いますが、
私のチェックインが終わった時には搭乗開始時刻の30分前ぐらいになってしまっていました。
本当であれば、別のターミナルにある飲食店に行って最後の日本食を楽しみたかったところですが、
もうそんな時間は残っておらず。
しかも保安検査場へも長蛇の列ができていて、通過する頃には搭乗開始時間まで5分ぐらいしか残っておらず。
予め買おうと決めていた免税品のコスメだけパッと買ってゲートに行きました。
なんでこんなに時間がかかるんだろう。
なんでチェックイン時間をもう少し早くから解禁してくれないんだろうと思いました。
私は沖縄から国内線で成田に来て、時間の余裕があったためにできることなら早めにチェックインを済ませて食事しに行ったりお土産を物色したかったですが、
大きな荷物を抱えていると移動しづらいので最低限のお土産購入しかできず、ターミナル移動なんてする気が起きません。
なのでターミナルビル内のカードラウンジに入って荷物整理がてらゆっくりしようとラウンジに入ると、
これまたラウンジも狭いし混雑していてあんまりラウンジの意味をなしてなかった。
カードラウンジはゴールドカードで入れるから利用者が多いのはわかるけど、もう少しゆったりとした作りにしてほしいなあ。
帰りの上海ーミュンヘンはプレミアムエコノミーだったので、少しゆったり乗れました。
次の帰省はどこの便になるかなー。