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#9 やっと、諦める、明らめる。《5月・アサーション編》

↑前回投稿

「私が私を幸せにする」
「いなくても生きていけるけれど、
いたらもっと楽しい」
「自分の感情をタイミングよく&うまく表現する」

という私らしい望みを大切にしていくべく

素直になるために必要な
私が学んだ知識・スキル

について整理していきたいと思う✏️



✳︎このnoteは、大好きな彼に別れを告げるしかなかったことに後悔した女子大生が、気持ちの整理がついたこのタイミングで振り返りをするnoteです!
1人の人間の恋愛訓を読むような気持ちで読んでいただけるのがベストと思いまーす🙌



潜って掴んで学ぶ、5月


素直でありたい。

自分の本音を蔑ろにしたくない。

相手のことも考えて
伝えられるようになりたい。

ありのままの自分のことをちゃんと
受け止められるようになりたい。

自分のために
ご機嫌であれる自分でいたい。

#8-2「方向は定まった。」より

揺るがない芯が欲しいと4月から奔走し続け、ついに方向性が定まった私。

このために必要なことが「アサーションを学ぶこと」だと思ったのには、理由があった。

そもそも、こう思うに至るにはアサーションをすでに認知している必要がある。

そう、実はすでにアサーションが必要だと気づいていたのだ。昔の失恋で。

当時ものすごく好きだった人との大失恋を経験した私は、その当時も自分を磨くべく色んなことを試したし、色んな本を読んだ。
アサーションも実はその一つだった。

これが初めて買ったアサーション本だった。
買った当時は別の本に夢中になり、
それが当時の私には1番有効でバイブルとなったので(てか、多くね私のバイブル?)Kindleの奥深くに眠っていた。

「自分の気持ちの伝え方」。

素直になりたい私に打ってつけのフレーズ。
これが引っかかりとなって、素直になるために必要なスキルとして選定された!
この本はアサーションの基本的な考え方を知るのに役立った。
そして、より専門的なものも見つけることができた。

普段の人間関係であれば私は、
そこまで自分の意見に非主張的にはならないのだが、昔も今回も、
「より親密で深い人間関係」を前にすると
どうしても非主張的になってしまうらしい。
なので、より深く詳しく解説してくれるこの本も買った。

発見の連続だったし、
Kindleは線だらけにも
メモだらけにもなった。
ペーパーで買い直そうか
考えているくらいだ。
それくらい、私にとって名著であり、
バイブルとなった(わ、また増えた)。

ここでは、#0〜3と重複するところもあるかもしれないが、
本を読んでいてどう感じたかに準えて、
どんな風に変わっていきたいかを整理する。


自分の気持ちを伝えられない原因

これまで、約3ヶ月を振り返ってきた時、
私にはある思考の癖があることに気づきつつありました。

  • 相手が私に対して行うことを想像すれば冷静に適切に考えられるが、
    自分が行動に移す」となるとものすごく抵抗感を覚える。「そんなのおかしい」と自分の行動を否定。

  • 相手に対しては非主張的になっている一方で、自分に対してはものすごく攻撃的な言葉選びをしている。

  • 私がまず最初に想定するコミュニケーションがものすごく攻撃的。その結果、非主張的になっている。

相手から「会いたい」と言われれば
嬉しいと感じるし、
「話し合いたい」と言われても
「重い」だなんて思わない。
けれど、私が「会いたい」と伝えたり
「話し合いたい」と伝えたりするときには、
そんな風に想像することができない。

これがなぜなのか理解するのに役立ったのが、アサーション権という考え方でした。

ちなみに…
私は「あれはしない!」「これはこうする!」みたいな断片的なガイドを持つよりも、
根底にある理念とか理論を理解した方が
深く定着するタイプなので、
今回もこういう権利の話から理解するのは
私にとって有効でした(^^)
そこから派生して個々の事象(シーン)
について考えられる🙌


放棄してきたアサーション権

アサーション権はいろんな捉え方があり、
実に100以上あると言われているのですが、一体どんな権利なのか

・アサーション権は、誰もが持つ普遍的な権利
・私たちは、誰からも尊重され大切にしてもらう権利がある。
・私たちは、誰でも過ちをし、それに責任を持つ権利がある。
・私たちは、支払いに見合ったものを得る権利がある。
・私たちには、自己主張しない権利もある。

よくわかるアサーション
自分の気持ちの伝え方
こころのクスリBOOKS

より

明文化してみると
ごく当たり前のことに感じますよね。
しかし、私が気づいたのは、
誰もが「尊重し大切にしてもらう権利」を持つのに対し、
その「誰もが」の中に「私」を含めていないということでした。
自分のアサーション権を、
実に21年もの間放棄してきたようです。
驚愕しましたね😱

また、
「誰でも過ちをし、
それに責任を持つことができる」
というのはまさに自分自身に対してオーナーシップを持てるということであり、
自分の人生の責任を自分で負うことができる
ということでもあります。

アサーティブなコミュニケーションができるようになるためには、
自分の感情や気持ちに対する所有権がマストになるわけです😌

ほかにも、恋人や夫婦のような関係に準えるなら…

❶誰でも、パートナーに自分の気持ちや考えや欲求を表現してよい

❷私たちは、パートナーとの関係において、自分らしさを大切にしてよい

❸真面目に聴き、受けとめてほしいとパートナーに求めてよい

❹私たちは、パートナーに対して不完全であってよい

❺パートナーにしてほしいこと、してほしくないことを言ってよい

❻パートナーからの依頼や要求を断ってもよい

❼パートナーとの関係において、傷つくことがあってよい

❽自己主張しない権利

夫婦・カップルのためのアサーション
より 

私にとっては、
❸・❹・❼あたりが衝撃でした😳


◎聴いてくれない…で諦めてしまうのはもったいない

受け止めるかどうかは本人が決めるとしても、「自分の話をきちんと聴いてほしい」
と伝えたり「近いうちに話し合いの時間を作ってほしい」と求めたりしてよい。
その時に、声を荒らげたりする必要もない。
落ち着いて、自己表現すればいい。

かつての私は、相手がこうするのは当然のこととして受け取る一方で、
自分がこれをすることについては
「わがままだ」「重い」
と感じていたようです。(前々回参照

これを知った今なら、
私が私の権利を放棄し、
うまく権利を使えていなかったのだ
とわかります。
一緒にいるために私のことを理解してほしいと思うのは、至極真っ当なことなのです。
対等な関係の実現に
一歩近くことができました😌


◎彼が愛してくれている「私」を"私も"愛する

また、大事なのは完璧であることではなく、
不完全なお互いを認め、
傷つけ失望することも
傷つけられ失望させられることもあるということを前提に関わること。
その都度ちゃんと自分の過ちを認め、
謝り、関係を修復する努力をする
こと。

これも私は、相手には不完全であることを認める一方で、自分に対しては認めることができていなかったことに気づきました。
自分が不完全であることに負い目や引け目を感じる必要はないとわかりました。

私だって、パートナーに引け目を感じて欲しいとは思わないです。
だって私が好きになったあなたなのだから。
あなた自身も、そんなあなたのことを愛してほしいと、私ならそんな風に考える😌


◎傷つけないように腫れ物扱い?それって本当に大事にし合えてる?

そして、
私たちは「傷つく権利」を持っており、
自分が「傷ついた」と感じたのなら
「傷ついた」と認めてよい
し、
相手を傷つけてしまった時には、
それを受け入れ理解することに努める

ついつい私は、
「こんなことで傷つく自分がおかしい」
と私の気持ちを蔑ろに、
自分の感情に対する所有権を放棄してしまいがち。

理解する努力をしてくれなかった時には、
そのときまた考えればいい。
まずは理解してくれると信じて打診してみることが、本当に相手を信じるということなのだと知ることができました😌


◎パートナーのNOを受け取るために

❻についても考え改めることになりました。
パートナーのNOを受け入れるのは
互いを尊重する上で重要な項目ですが、
それがさらにNOとなることも
十分あり得ます。

私は、互いにNOを受け入れること
パートナーシップにおいて重要だと
知っていた一方で、
その"NOのNO"については
深く考えていませんでした。
だから、
NOを伝えることが大切と理解する一方で、
NOを受け入れてもらえなかったらどうしようという恐れをどこかに抱えていました。
それはきっと、アサーティブに話し合う方法を知らなかったからでもあります。

NOと言われたらそこまで。
非主張的になるしかない
と思っていたようです。

NOを受け入れるかどうかは
本人の意思に基づくもの。
だからNOを受け入れてもらえなかったとしても、それについてNOと伝えてもよいと、
新たに認めることができるようになりました。

認める・認めない以前に、
NOと伝えてもよい。
また一つ、自分を強張らせていたものが
解けました😌


◎「言わない」と「言えない」は違う

❽についても考え改めるところが。
私には
「何を言わないでいるか」が
品性に繋がり、
「言わないでいること」に
大人の美学がある
ように考えていた節がありました。

それはその通りで、
いつだって自分の気持ちを伝えればうまくいくのかと言われるとそうではないし、
常にアサーティブであることはできません。
私たちは不完全だからね。

けれど、
「言わない」と「言えない」は違う。

自分の発言に責任を持っていて、
表現するのかどうか、
するとしてもどんなふうに表現するのかを
コントロール感を持っている状態、
発言に対するオーナーシップを持っている状態が
「言わない」

けれどそうではなく、
言いたいけど言えない、
言えないから言わないでいる
というのは、
自分の気持ちや発言に対する責任を負えていない状態といえます。
こうである場合、
「言える」条件が揃わないと
アサーティブになることができない
ので、
パートナーや環境に委ね切ることになってしまいます。

これを知った時私は、自分が
「言えない」人だと自覚しました。
「言えない」から「言わない」になるには、
「言える」状態が必要です。

そうか、
「言わないでいる」って
結構高度なことだったんだなと
感じることになりました🤔


自分も相手も大切にするための「心構え」

こうやってこの本に書いてあること
一つ一つを落とし込んでいくことはね、
内なる自信を、自分の芯を
確立していくことに繋がると思うんだ。

自分の発想や思考や感情に対して
オーナーシップを持とうとすること
は、
きっと、身体に対する私の愛も促進し、
相互作用して、私自身を大切にする力
大きくなる気がする!
なんかすごく希望を感じてる!!✨

メモ書き

アサーション権について学んだときの私は、
こんなふうに感じたみたいです。

アサーション権を互いに認めることが、
対等なパートナーシップの土台となり、
危機が訪れても一緒に乗り越えていくことができる。
アサーションは全ての人間関係の礎とも言えそうです。

この権利をうまく使うためには、
相手に自分の気持ちを
うまく伝えることが必要であり、
そのときに相手の気持ちも大切にすることも必要になります。

相手だけでなく自分のことも
大切にすることができるよう、
何度も何度も読み返し、
私のアサーション権を確信していきたい
そんなふうに考えています😌




自分のアサーション権を放棄していたことが、本音を伝えられないことにつながっていたと気づいた5月。

じゃあその、
本音を伝えるために必要な
アサーションってそもそも何なの?
うまい伝え方って、どんなの?

という内容について
書いていきたいと思います
(先に説明すべきだったかも笑)


次回へ続く!

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