酢豚にパイナップルは良いか悪いかみたいな論争あるけど、一回もパイナップル入った酢豚見たことない。

人生で一度は、「酢豚にパイナップルは許せる？許せない？」みたいなディスカッション系の番組とか話題があると思う。

パイナップルOKな人もいるみたいだけど、否定派は断固として認めないみたいな構図がありがちなパターンだと思う。

大多数が否定派でおかずにフルーツが入っているのは許せない！って感じで少数派を攻め立てる。マイノリティはいつの時代も否定されてしまうのだ。

■そうやって否定され続けた結果、僕のような人が現れた。

「人生で一回も酢豚にパイナップルが入ってるの見たことがない」

これは僕があまり酢豚を好んで食べようと生きていなかった結果なのかもしれないけど、たぶん同じような人がいると思ってる。

調べてみるとパイナップルが入っている酢豚はある程度、高級な中華屋じゃないとないみたい。たしかにパイナップル自体、安いものじゃない。ひとつ500円くらいする。

■単に僕が王将くらいしか中華屋にいくことがないからなのかもしれないけど、ある程度のコストをかけてまで嫌われる食材をいれるメリットがなくなってしまったではないか？と思う。

パイナップルがなかったら400円で提供できるのに、入れることで500円になる＋食べたい人が減る＝コストが上がって売上が減る

パイナップル不要論の論拠が強すぎる。逆に必要な理由は美味しいの一点のみ。論理的に詰められてるのに対して、「だって美味しいんだもん！」としか反論できない。東大生と小5のディベート。

もうおかずにパイナップルを乗せるのは許されない時代になってきているのかもしれない。マイノリティは淘汰される運命なのか…　

そこで孤軍奮闘しているおかずに入ってるパイナップルがある。

びっくりドンキーのパインバーグディッシュである。

前によっぴーさんの記事で読んだのですが、このパインバーグディッシュも不人気すぎて一時期メニューから消されたらしい。

でもその後、パイナップル肯定派から鬼のようなクレームが入り無事にレギュラーメニューに返り咲いたそうだ。

戦力外通告を受けたいぶし銀の選手みたいなドラマがある。

おかずパイナップルの代表として、これからは酢豚に変わってスタメンの座を守ってほしい。(僕は一回も頼んだことないけど)

マイノリティに優しい世の中になってほしいものですね。

〈おわり〉
一回くらい注文してみるか〜