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移住者を呼ぶのに必要なものは安心感じゃないのかな

地域おこしをする上で、どんな変わったイベントを打つか、キャンペーンをするか。

新しいものや、コトを提供するかに囚われがちですが、本当に必要なものなのかな?と最近思っています。

■変わった面白いイベントをしてもそれは一過性のものであって住みたい理由にはなりません。

本当に移住者が求めていることは、安心感なんじゃないかと思います。

僕は東温市に実際に来て生活するまで、かなりビビってました。どんな人がいるのか、ライフラインは整っているのか。不安なんて数えだしたらキリがないです。

わざわざ遠くから田舎町に移住すると周囲の見る目やハードルも上がったり、何かを求めて田舎に移住しにきたと思われることもあります。

■ですが、そういった強い意志や、やりたいことなどがない人でも安心して田舎に移住できるということを証明しないと地方に人は来ない。

世の中の半数以上の人は、やりたいことや、将来の夢なんてありません。ただ安心して生きたい、仕事とプライベートを充実させたいくらいの考えしかないです。

やりたいことを叶える場所として、移住を選択肢に選ぶ人もいるでしょうが人数として狙うのであれば普通に幸せに生きたい人をターゲットにしたほうがいいのかなと思います。

それをターゲットにした場合、東温市ではシキミの栽培が行われていますが、これだけでも1000万円以上稼ぐ人もいるそうです。

育てるには手間もお金もかかりますが、それでも都会で1000万を稼ごうと思ったらかなり限られた人物ですよね。

都心で稼ぐ人は相当、家賃も払っていますが、田舎は家賃は安い。同額を稼いでも使えるお金は多いかもしれないですね。

そういったこの仕事でこの額がもらえますよ!という指標があったり、生活費などを細かく計算して見せたりすることをイヤらしいことだと思わずにアピールするだけでも移住者は安心するだろうし、増えるような気がしました。

〈おわり〉
真面目に語ってしまった

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イワハシ
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